[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

錦織との4時間超死闘で惜敗「後悔はない」 セルビアの23歳ジェレが印象づけた存在感

31日に行われたテニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)第6日。前日の曇天模様とは一変し、この日は朝から太陽が刺すように照りつける晴天となった。気温は27度にも達しようという暑さ。午後12時50分から4時間26分という、1日の中で最も気温が上がる時間帯に行われたのが、男子シングルス3回戦で第7シードの錦織圭(日清食品)と第31シードのラスロ・ジェレ(セルビア)による一戦だった。

4時間超死闘の末、錦織に敗れたラスロ・ジェレ【写真:Getty Images】
4時間超死闘の末、錦織に敗れたラスロ・ジェレ【写真:Getty Images】

今年のリオ・オープンでツアー初優勝と上り調子のジェレ

 31日に行われたテニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)第6日。前日の曇天模様とは一変し、この日は朝から太陽が刺すように照りつける晴天となった。気温は27度にも達しようという暑さ。午後12時50分から4時間26分という、1日の中で最も気温が上がる時間帯に行われたのが、男子シングルス3回戦で第7シードの錦織圭(日清食品)と第31シードのラスロ・ジェレ(セルビア)による一戦だった。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)

 予想以上にもつれた試合は両者一歩も譲らず。フルセットの末、6-4、6-7(6-8)、6-3、4-6、8-6で、世界ランク7位の錦織が意地を見せた。文字通りの死闘を演じた両者は初顔合わせ。世界トップ10の常連と、今年2月のリオ・オープンでツアー初優勝を飾った若手の対戦で、最後に笑ったのは一日の長がある錦織だったが、ジェレもまた存在感を光らせた。

 戦前、錦織が「派手さはないけど、しぶといイメージ」と語っていた23歳セルビア人は、そのイメージ通りのテニスを見せた。だが、どんなにコートを前後左右に振られてもボールを拾いに走る粘り、サーブやショットの力強さは、もしかしたら想像を超えるものだったのかもしれない。

 第1セットを落としたジェレは、第2セットをタイブレークの末に奪うと、王手を掛けられた第4セットもブレーク。ついに第5セットまで持ち込むと、錦織がサービス権を持つ第1ゲームと第3ゲームをブレークし、3-0と優位に立った。

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集