大坂なおみ、驚異の粘りでまた逆転勝ち! 2年連続3回戦進出、元世界1位アザレンカとの激戦制す
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送 )は30日、女子シングルス2回戦で第1シードの世界ランク1位・大坂なおみ(日清食品)が元世界1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に4-6、7-5、6-3で逆転勝ち。2戦連続フルセットの死闘を制し、2年連続の3回戦に駒を進めた。
第1セット失うも…2時間超えの新旧女王対決制す、4大大会連勝も「16」に
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送
)は30日、女子シングルス2回戦で第1シードの世界ランク1位・大坂なおみ(日清食品)が元世界1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に4-6、7-5、6-3で逆転勝ち。2戦連続フルセットの死闘を制し、2年連続の3回戦に駒を進めた。
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第1セット、大坂は第1ゲームでいきなりブレークされると、通算成績は1勝1敗と五分だったアザレンカペースに。第3ゲームで再びブレークを許し、一気に4ゲーム連取された。それでも、第5ゲームで初めてサービスをキープした大坂は第8ゲームでブレークに成功。しかし、粘り及ばず第1セットは4-6で落とした。
第2セットは大坂が意地を見せた。序盤から互いにキープする展開。第5ゲームで大坂は先にブレークを許したが、第8ゲームにブレークバックに成功。そのままタイブレークに突入かと思われた第12ゲームでデュースの末にブレークし、第2セットを奪取。2戦続けてフルセットの死闘となった。
勢いは大坂にあった。運命の最終セット、第4ゲームでブレークし、波に乗った。すると最後まで凌ぎ切り、驚異の粘りで1回戦に続く逆転勝ち。4大大会で2回戦は通算10勝1敗だったが、全仏は2年連続3回戦にコマを進めた。
大坂は昨年9月の全米オープンで日本人男女シングルス初の4大大会制覇。続く1月の全豪オープンを制し、世界ランク1位に上り詰めた。第1シードとして迎えた今大会は史上初のグランドスラム初制覇から3連覇という偉業もかかっている。グランドスラムの連勝も「16」となり、さらなる飛躍を期す。
【大坂の全米オープン以降の4大大会成績(カッコ内は当時の世界ランク)】
<全米オープン>
1回戦 2-0 L.シグムント(146位)
2回戦 2-0 J.グルシュコ(162位)
3回戦 2-0 A.サスノビッチ(33位)
4回戦 2-1 A.サバレンカ(20位)
準々 2-0 L.ツレンコ(36位)
準決 2-0 M.キーズ(14位)
決勝 2-0 S.ウィリアムズ(26位)
<全豪オープン>
1回戦 2-0 M.リネッテ(80位)
2回戦 2-0 T.ジダンセク(78位)
3回戦 2-1 謝淑薇(27位)
4回戦 2-1 A.セバストワ(12位)
準々 2-0 E.スビトリナ(7位)
準決 2-1 K.プリスコバ(8位)
決勝 2-1 P.クビトバ(6位)
<全仏オープン>
1回戦 2-1 A.シュミエドロバ(90位)
2回戦 2-1 V.アザレンカ(43位)
(THE ANSWER編集部)