錦織、ツォンガ逆転撃破の裏で残った手応え「自信持ってどのショットも打てている」
次戦は世界32位ジェレと激突「しぶとそうなイメージ」
1回戦に勝った後、「ここ2か月くらいのクレーコートの中ですごく良かった。自信になりました」と話したが、この日に感じた手応えも大きい。「フォアは強烈ですし、攻め方はトップレベル」と評するツォンガを相手に、「いい試合はできたのかなと思います。自信を持ってどのショットも打てている」と充実の表情を浮かべた。
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念願のグランドスラム初制覇に向けて、3回戦では世界ランク32位のラスロ・ジェレ(セルビア)と初対戦する。5月初旬に行われたマドリード・オープンで、ダブルスを組んだフアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)がシングルスで対戦。その試合でジェレを見た錦織は「大きな武器はないけど、しぶとそうなイメージ。サーブもいいですし、ショットもしっかりしている印象はあります」と話した。
苦手なイメージがついているクレーコートでは、直近3大会でベスト16以上の成績を残している。クレーコートの最高峰、ローランギャロスで勝ち進みながら自信を深め、頂点を目指し続ける。
(THE ANSWER編集部・佐藤 直子 / Naoko Sato)