大坂なおみの心は折れない 抜群の修正力を米誌絶賛「最も問題解決能力ある選手」
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)は28日、女子シングルス1回戦で世界ランク1位の大坂なおみ(日清食品)が同90位のアンナ・カロリナ・シュミエドロバ(スロバキア)に0-6、7-6、6-1と大苦戦の末に初戦突破した。大会公式ツイッターは決着の瞬間を動画付きで公開しているが、海外メディアから「コート上で最も問題解決能力がある選手の一人だ」と修正力に絶賛の声が上がっている。
第1セット0-6、絶体絶命のピンチを乗り越え初戦突破
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)は28日、女子シングルス1回戦で世界ランク1位の大坂なおみ(日清食品)が同90位のアンナ・カロリナ・シュミエドロバ(スロバキア)に0-6、7-6、6-1と大苦戦の末に初戦突破した。大会公式ツイッターは決着の瞬間を動画付きで公開しているが、海外メディアから「コート上で最も問題解決能力がある選手の一人だ」と修正力に絶賛の声が上がっている。
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折れない心で勝ち切った。マッチポイント。相手のセカンドサーブに積極的に前に出る大坂は強烈なリターンを放ち、これをシュミエドロバがミスした。絶体絶命のピンチを乗り越えながら奪った白星。その瞬間、小さくガッツポーズすると笑みがこぼれ、センターコートに歓声が降り注いだ。グランドスラム15連勝は苦しみ抜いて掴んだ1勝となった。
大会公式ツイッターは実際の決着シーンを動画付きで公開しているが、グランドスラム3連覇を目指す女王の一戦とあって、海外メディアも高い注目度を集めていた。特に米経済誌「フォーブス」は初戦突破をレポートした記事で「オオサカはコート上で最も問題解決能力がある選手の一人だ」と第1セットの0-6から巻き返した修正能力を称賛している。
さらに「彼女は常に勝利への道を模索する。ベストの状態ではない時もだ。これはすべての偉人が持つ特質である」とし、たとえ状態が悪くても決して諦めず、勝利を求める姿勢を高く評価した。地元仏紙「フィガロ」の大会前の展望では「女版ジョコビッチ」として紹介されており、世界女王の能力を見せた大坂。いきなり訪れた関門をくぐり抜けた。
(THE ANSWER編集部)