箱根V・青学大の寮に「9時59分セーフはない」門限10時でも早く帰る理由 原監督が挙げた「勝因」
3日まで行われた第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は、青学大が大会新となる10時間37分34秒で3年連続9度目の総合優勝を果たした。チームを率いた原晋監督は“勝因”として、「選手間の壁がない環境づくり」を挙げていた。

第102回箱根駅伝
3日まで行われた第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は、青学大が大会新となる10時間37分34秒で3年連続9度目の総合優勝を果たした。チームを率いた原晋監督は“勝因”として、「選手間の壁がない環境づくり」を挙げていた。
往路、復路、総合すべてで大会新記録を更新した。胴上げで9度舞った原監督は、閉会式後の囲み取材で、その圧倒的な勝利の要因を明かしている。
「基本的に陸上競技、長距離というものは、規則正しい生活が大前提。これが適当にして、練習だけやって伸びるかというと伸びません」
そのため、青学大では、寮母を務める美穂夫人と4年生がコミュニケーションを密にして、寮生活を仕切っているという。そのため、「嘘偽りなく4年生が下級生を面倒みている。うちの部では4年生が威張って……という昔みたいなのはないんです」と、胸を張った。
原監督は続けて、チーム内の風通しの良さを象徴するエピソードを語っている。
「うちは門限が10時ですけど、9時59分(に帰ってきて)セーフみたいなことはないんです。もうみんな9時までには帰ってきてるんですね」と明かす。その理由は「寮が楽しいから」。「4年生と一緒にゲームしたりいろんな話したりするから楽しいとこに帰る。これで厳しいとこだったら、ギリギリまで帰らないですよ」と続けている。
最後は「そういう壁がないところを作ったのがある意味、指導者としての勝因でしょうね」と笑顔で結んだ原監督。上下関係などのしがらみを極力なくしたチームマネジメントが、快走を生んだといえそうだ。
ただ原監督は12月になると、寮の中でも選手たちとあまり会話しないようにしているという。理由は「それが一番の敵」と感情面にあるとも語っている。
(THE ANSWER編集部)
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