[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

青学大の“突貫工事”に脱帽「私も経験あるが、99%失敗」 早大元監督が称えた「影のヒーロー」と原監督の采配

第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は3日、青学大が大会新となる10時間37分34秒で3年連続9度目の総合優勝を果たした。5日放送の日本テレビ系の情報番組「ZIP!」では、早大OBの渡辺康幸氏が大会を振り返り、青学大・原晋監督の選手起用に脱帽していた。

青学大の原晋監督【写真:中戸川知世】
青学大の原晋監督【写真:中戸川知世】

第102回箱根駅伝

 第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は3日、青学大が大会新となる10時間37分34秒で3年連続9度目の総合優勝を果たした。5日放送の日本テレビ系の情報番組「ZIP!」では、早大OBの渡辺康幸氏が大会を振り返り、青学大・原晋監督の選手起用に脱帽していた。

 青学大は2日、当日変更で1区に小河原陽琉(2年)を起用。原監督は往路を終えたタイミングの取材に対し「本来は荒巻を予定していましたが、本人が一番悲しいでしょうけど、(12月)31日に胃腸炎になって38.8度の熱が出てしまったので。当初は4区に小河原、1区に荒巻という予定だった」と語っていた。

 本来走るはずだった荒巻朋熙(4年)の代わりに1区で小河原、4区には平松享祐(3年)を抜擢。5区のエース黒田朝日(4年)を含め、3人を当日変更した。

 早大の元駅伝監督で、現在は住友電工監督を務める渡辺氏は番組内で「本来なら、こういう入れ替えは業界用語で“突貫工事”と言って、試合直前に区間を移動させるとうまくいかない。私も経験あるが、9割9分失敗する。選手もこの区間を走ると決めていますから、いきなり2日前に違う区間に行けというのは精神的な部分でマイナス」と、結果を出すのが難しいケースであったことを指摘した。

 ただ、原監督が送り出した選手は期待に応えた。小河原は区間16位だったものの、前回の区間2位相当のタイム。トップとは1分19秒差でタスキをつなぎ、2区の飯田翔大(2年)が5人抜き、3区の宇田川瞬矢(4年)も3人抜きと順位を上げた。

 そして平松も区間3位の快走で3人を抜き、5位で5区の黒田へ。歴史的な大逆転へとつなげた。渡辺氏は「4区の平松選手がすごかった。走らないはずが、いい走りをしたことで勢いづき、黒田君の快走につながった」と影のヒーローを称賛。「原監督は統計学をすごく勉強されている。毎日、区間配置を頭の中で入れ替えて、何かあったときはこういう風にしようと考えていると思う」と、原監督の采配にも脱帽した。

(THE ANSWER編集部)



W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
oillio
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集