選手として父として― フェデラーが捧げる“愛妻”への感謝「彼女なしでは…」
男子テニスのウィンブルドンは8日に3回戦が行われ、16強が出揃った。第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)はミーシャ・ズベレフ(ドイツ)をストレートで下し、4年連続となる3回戦突破。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」は、試合後の会見で愛妻のサポートに感謝を述べたと伝えている。
ウィンブルドン16強進出、復活支えた妻へ「彼女なしでは成し遂げられなかった」
男子テニスのウィンブルドンは8日に3回戦が行われ、16強が出揃った。第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)はミーシャ・ズベレフ(ドイツ)をストレートで下し、4年連続となる3回戦突破。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」は、試合後の会見で愛妻のサポートに感謝を述べたと伝えている。
第1セットはタイブレークにもつれ込む中、フェデラーは持ち前の勝負強さを発揮して7-6で取ると、続く第2、3セットも要所でブレークを奪う安定した戦いぶりで、3セットで片付けた。
ウィナー数はズベレフの20本に対して61本、サービスエースも倍以上となる13本、ダブルフォルトもわずか1に抑えるなど、王者らしい隙のないテニスが光った。
フェデラーは1月の全豪オープンで優勝を飾り、BNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンを制するなど、完全復活を印象付けた。一方で自らの年齢などを考慮し、全仏オープンを含むクレーコートシーズンは全休。約2か月のブランクとなり、試合勘が懸念されていたが、問題はなさそうだ。
記事によると、充実一途のフェデラーは「彼女なしでは、これは成し遂げられなかったものだ」と愛妻であるミリカさんへの極上の感謝の念を告げている。