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青学大タスキの裏面、黒マジックで書かれた“証し” 原監督「残すためにも」届けた天国への誓い

第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の復路は3日、箱根・芦ノ湖~東京・大手町の5区間109.6キロで行われ、青学大が大会新となる10時間37分34秒で3年連続9度目の総合優勝を果たした。繋がれたタスキの裏側には、ある思いが込められていた。

総合優勝を果たした青学大【写真:中戸川知世】
総合優勝を果たした青学大【写真:中戸川知世】

第102回箱根駅伝復路

 第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の復路は3日、箱根・芦ノ湖~東京・大手町の5区間109.6キロで行われ、青学大が大会新となる10時間37分34秒で3年連続9度目の総合優勝を果たした。繋がれたタスキの裏側には、ある思いが込められていた。

 青学大のタスキの裏には、黒のマジックで「★」が7つ記されていた。昨年2月、黒田朝日ら現4年の同級生で、2024年箱根でエントリーメンバーに入っていた皆渡星七(みなわたり・せな)さんが21歳で死去。天国のチームメートを表現したものだ。この大会、青学大の出場選手は足や肩にも「★7」をマジックで書いていた。

 3日、日本テレビ系で放送された「完全密着! 箱根駅伝 204台のカメラがとらえた歓喜と涙の舞台裏」の番組内では、エントリー発表前日の青学大の様子が伝えられた。原監督は「彼(皆渡さん)がこの青山学院で頑張っていた証しを残すためにも、その星をより光らせる、輝かせるためにも、箱根駅伝でそれ相当の走りを我々はしなければならない」と部員たちに呼びかけていた。

 番組内では走った選手たちのコメントも伝えられ、3区を走った宇田川瞬矢(4年)は「しっかり思いを込めて走った。見ててくれたらいいなって思います」と語り、4区の平松享祐(3年)も「(★の)印が今日、力になって隣でずっと並走してくれた感じがしました」とコメント。黒田は「彼もチームの一員。全員が彼の思いを乗せて、最後優勝しようと。そんな思いで走りました」と胸の内を明かしていた。

 アンカーを務めた折田壮太(2年)は、ゴールテープを切った時に右手で3本、左手で4本の指を立てていた。現地での取材に対し「右手が3連覇の『3』、左手が4連覇に続くようにと願いを込めて『4』。またその合計が皆渡星七の『7』になるようにゴールテープを切りました」と説明している。

(THE ANSWER編集部)

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