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青学大Vの裏に…2つの“誤算” 1区16位「本人は悲しいでしょうが」…救った「34秒の想定超え」

第102回箱根駅伝は2日、3連覇を目指す青学大が5時間18分8秒の大会新記録で3年連続の往路優勝を飾った。1区16位から区間ごとに順位を上げ、世紀の大逆転V。その裏に2つの“予想外”があった。

箱根駅伝の往路優勝を果たした青学大【写真:産経新聞社】
箱根駅伝の往路優勝を果たした青学大【写真:産経新聞社】

第102回箱根駅伝

 第102回箱根駅伝は2日、3連覇を目指す青学大が5時間18分8秒の大会新記録で3年連続の往路優勝を飾った。1区16位から区間ごとに順位を上げ、世紀の大逆転V。その裏に2つの“予想外”があった。

 まさかの船出だった。青学大の1区は、当日変更で荒巻朋熙(4年)から小河原陽琉(2年)となった。小河原は序盤は集団でレースを進めたものの、区間16位。ここに1つ目の誤算があった。

 原監督は1区変更の経緯について「本来は荒巻を予定していましたが、本人が一番悲しいでしょうけど、(12月)31日に胃腸炎になって38.8度の熱が出てしまったので」と苦渋の決断を明かした。当初は4区に小河原、1区に荒巻の予定だったという。

 しかし、2区の飯田翔大(2年)が5人抜きで11位、3区の宇田川瞬矢(4年)が3人抜きで8位、4区の平松享祐(3年)が3人抜きで5位にそれぞれ順位を上げ、5区で起用したスーパーエース・黒田朝日(4年)に1位と3分24秒差でタスキをつなげた。

 ここに2つ目の誤算がある。ただし、それはポジティブな内容だ。黒田は昨年に若林宏樹(青学大)がマークした1時間9分11秒を1分55秒更新する、衝撃の区間新1時間7分16秒をマーク。形成を一気にひっくり返した。

 原監督は、黒田のタイムを「1時間7分50秒」と想定していた。しかし、それを34秒縮める力走。2位の早大とは18秒差でフィニッシュしたため、黒田の予想以上の力走がなければ大逆転Vはありえなかった。

 レース後、「新・山の神誕生です!」と黒田を称賛した原監督は「凸凹駅伝だけど、悪かったものを取り返す走りをしてくれた。チーム青山、一致団結した取り組みだった。100点満点!」と逆境を跳ね返した選手を労った。

(THE ANSWER編集部)



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