【実は知らない箱根駅伝】 運営管理車にもルールが…声かけ地点は「決められている」 トイレスポットも複数用意
第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は来年1月2日に往路、3日に復路が行われる。29日には区間エントリーも発表され、決戦ムードも高まってきた。大きな注目を集める新春のメガイベントで、あまり知られていないルールなどを紹介する。

来年1月2、3日に箱根駅伝
第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は来年1月2日に往路、3日に復路が行われる。29日には区間エントリーも発表され、決戦ムードも高まってきた。大きな注目を集める新春のメガイベントで、あまり知られていないルールなどを紹介する。
ランナーの熱い走りとともに、話題となるのが各大学の監督による声かけ。駒澤大の前監督で今は総監督となった大八木弘明氏の「男だろっ!!」はあまりにも有名だ。
かつては各大学に1台、「監督車」と呼ばれる車両がついていた。1990年の第66回大会で廃止となり、その後は各大学の監督やコーチらが分乗する方式に変更。選手への声かけなどは禁止されたが、2003年の第79回大会から現在と同じ各大学1台の「運営管理車」となった。
運営管理車には監督の他、チームの主務、競技運営委員、走路管理員が同乗。“声かけポイント”は何地点か決められている。山下りの6区は安全面に配慮して山道では選手の後ろにつかない。
往路、復路ともに5時間を超える長丁場のレースのため、往路3区と復路8区に複数のトイレスポットが用意されている。
23年で監督を退任した大八木総監督は24、25年は沿道から声援。青山学院大の原監督は、「果たして運営管理車に乗車されるのか、あるいはどこかの区間に立って声をかけるのか」と気になっている様子だった。
(THE ANSWER編集部)
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