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有馬記念フジ中継の「センス」が話題 本馬場入場でも、4コーナーでも…生まれた「名実況」

中央競馬の一年の総決算、G1第70回有馬記念は28日に中山競馬場芝2500メートルで行われ、3番人気ミュージアムマイル(牡3、高柳大)が制した。競馬ファンの間で、レース中継したフジテレビ系の実況が話題になっている。

有馬記念を制したミュージアムマイル【写真:スポーツ報知/アフロ】
有馬記念を制したミュージアムマイル【写真:スポーツ報知/アフロ】

第70回有馬記念

 中央競馬の一年の総決算、G1第70回有馬記念は28日に中山競馬場芝2500メートルで行われ、3番人気ミュージアムマイル(牡3、高柳大)が制した。競馬ファンの間で、レース中継したフジテレビ系の実況が話題になっている。

 今年もドラマが生まれた有馬記念だったが、レース前の本馬場入場にも注目が集まった。実況を担当したのは倉田大誠アナウンサー。引退レースとなったジャスティンパレス(牡6、杉山晴)には長らく一線級で走り続けたことに対し「ヒーローたちとの激闘、一生忘れません」。連覇を狙ったレガレイラ(牝4、木村)には「おかえりなさい、女王様」と言葉を贈った。

 ダノンデサイル(牡4、安田)には「いくぞ、初代ベリーベリーホース」。今年4月の海外G1ドバイシーマクラシックを制した際、馬上インタビューで英語の質問に対して「ベリーベリーホース!」と発言した鞍上・戸崎圭太の名言を引用して紹介した。X上でも「本馬場の言葉選びのセンスがあってうまかった」などの声が上がった。

 レース終盤では「さあ有馬記念だ! このレースには脇役はいないぞ」と絶叫。このフレーズには全出走馬へのリスペクトが込められ、X上の競馬ファンから「名実況すぎる」など感動のコメントが寄せられた。

 フジテレビの競馬中継といえば今年退職した青嶋達也アナが代名詞的存在となっていたが、現在は倉田アナらが中心となって担当している。

(THE ANSWER編集部)



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