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井上尚弥、中谷潤人戦=“不透明”発言の真意説明「かき乱して申し訳ない」「やりましょうよ」【会見一問一答】

ピカソ戦は判定決着となったが、終始優位に試合を進めた【写真:荒川祐史】
ピカソ戦は判定決着となったが、終始優位に試合を進めた【写真:荒川祐史】

中谷戦へ「サラッと話をしてしまったのが、ワーッとなってしまった」

――倒せなかった理由は何か。

「これがボクシング。噛み合わなかった。その中で倒すことができる、できないかというのはこれから先もあると思うし、今後倒し切るというところを一つの課題として磨いていきたい」

――来年5月に計画されている中谷戦について。大橋会長は「挑戦を受けるより、挑戦したい」という井上の意向を尊重して話し合っていると言っていた。中谷は会見で「もし実現しなければ寂しい」とコメントをしていたがどう感じるか。

「そういった話もありましたけど、今日お互い勝って、そりゃもうやりましょうよ。自分としてもやる気持ちは十分あります。もちろん自分からも呼びかけていますし。ただそういう話がサラッと(耳に)入ってきたので、あの場でサラッと話をしてしまったのが、ワーッとなってしまって。ちょっと(周囲を)かき乱してしまって申し訳なかった。自分としては来年やる気はあります。もちろんフェザー級も考えてます。それは5月ではなくて」

――試合について「良くなかった」と言っていた。それだけ綺麗な顔で、被弾もほぼなく、フルマークをつけたジャッジもいた。自分の中でどこが「上手くいかなかった」と感じているか。

「ボクシングというより、気持ちですかね。集中力だったり。そこがいまいち体と一致していなかったというか。ポイント的には離れていると思うんですけど、ただ自分のやりたいボクシングと気持ちが全然一致してなくて。なぜ今日こういう形になってしまったのかっていうのは、改めて考え直す必要があるかなと思います」

――初めてのサウジアラビアでの試合、どう感じながら戦ったか。

「サウジアラビアに来て、環境とともに自分がすごくリラックスしながら調整はしていたけれど、サウジアラビアを感じながら戦うというのは、戦っている最中はさほど関係なく戦えてたのかなとは思う。(演出などは)すごいな、と思いながら入場もしましたし、ただゴングが鳴ってからは気にせず戦っていました」

(THE ANSWER編集部)



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