全日本フィギュアで引退表明→驚きの就職先「凄い」「素敵」 大学4年、江川マリアに悔いなし「沢山の人を笑顔に」
フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権最終日は21日まで、東京・代々木第一体育館で行われた。今季限りでの引退を表明していた坂本花織、三原舞依(ともにシスメックス)、樋口新葉(ノエビア)らが最後の大舞台で万感の演技を披露。さらに江川マリア(明大)も演技後に、競技からの引退を表明した。

フィギュア全日本選手権
フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権最終日は21日まで、東京・代々木第一体育館で行われた。今季限りでの引退を表明していた坂本花織、三原舞依(ともにシスメックス)、樋口新葉(ノエビア)らが最後の大舞台で万感の演技を披露。さらに江川マリア(明大)も演技後に、競技からの引退を表明した。
女子シングルで合計187.29点の13位になった江川。4度目の全日本選手権を終え、競技から引退する意向を明かした。「終わった瞬間、沢山の歓声が聞こえてきて『幸せ者だな』と涙があふれた。今日できる精いっぱいを尽くせた。集大成のシーズンで、本当は心の中で引退を決めて挑んでいた」と話した。
明大4年。次のステージは豪華客船のアイスショーだ。「カリビアンクルーズに就職させていただき、4月から(明大の先輩・山隈)太一朗くんとかがやっている船で、沢山の人を笑顔にしたい」。高橋大輔さんがプロデュースする「滑走屋」に出演した経験などから、ショーで演じたい気持ちがより強まった。
X上でも引退が伝えられると「引退しちゃうの?」「まって、まって、マリアちゃん」「ものすごい衝撃的なニュースが多くて心が追いつかない」と悲しむファンが多数いた一方、「就職先がカリビアンクルーズとは凄い」「凄いところ突っ込んできたなぁ」「豪華客船でのアイスショーなんて、素敵ですね」などとショーでの活躍を期待する声もあがった。
国スポなどに出場した後、新たな挑戦を始める。「このスポーツは個人競技だと思うけれど、沢山の人に支えてもらわないと、一人では絶対にできない。どんな人生を歩んでも、周りの人への感謝を忘れずに過ごしたい。この競技で一番学ばせていただいたこと」。悔いなく、晴れやかな心で全日本を去った。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)








