全日本フィギュアで「泣ける」光景 2位でも五輪資格なし17歳が発した言葉「なんて尊い」
フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権は19~21日に、東京・代々木第一体育館で行われた。女子で2位に入った17歳・島田麻央(木下グループ)は、年齢制限で五輪の出場資格なし。同じ17歳で代表となった中井亜美(TOKIOインカラミ)にかけた言葉が、視聴者の涙を誘った。

フィギュアスケート全日本選手権
フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権は19~21日に、東京・代々木第一体育館で行われた。女子で2位に入った17歳・島田麻央(木下グループ)は、年齢制限で五輪の出場資格なし。同じ17歳で代表となった中井亜美(TOKIOインカラミ)にかけた言葉が、視聴者の涙を誘った。
世界ジュニア選手権3連覇と同年代では無双状態の島田が、国内最高峰の舞台で2位に入った。2008年10月30日生まれの17歳。五輪代表になる実力は十分だが、「五輪前年の7月1日時点で17歳以上」という国際連盟(ISU)の年齢制限のため、出場資格はない。
一方で2008年4月27日生まれの同い年、中井は全日本で4位に入り、今季のグランプリ(GP)シリーズの好成績もあってミラノ切符をつかんだ。
大会を中継したフジテレビは同社の番組のYouTubeチャンネルで、フリー上位選手が待機するグリーンルームの様子を配信。最終滑走・坂本花織の演技が終わって順位が確定すると、代表入りを確信した千葉百音と中井がハグ。島田は中井、千葉に「頑張って」と笑顔で声をかけた。中井は「4年後、一緒に行こうね」と言った。
配信を見たファンからは、「頑張ってって素直に言える麻央様尊過ぎ 大人だなぁ」「麻央様がグリーンルームで亜美ちゃん達2人に頑張って。って声かけてる動画見て号泣。なんて尊い」「五輪頑張ってねと言う麻央さんに煩く拍手を送りたい」「まじ人生何周目ってくらい人間できすぎてて泣けるわ」などの声が上がった。
島田はフリー後のメダリスト会見で「五輪に行く選手たちと出られていい経験になった」とコメント。来年3月の世界ジュニア選手権(エストニア・タリン)で4連覇を狙う。
(THE ANSWER編集部)
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