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フリー棄権の“りくりゅう”順当に五輪切符 左肩負傷の三浦「全力で治す」「体作りから再始動」

フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権最終日は21日、東京・代々木第一体育館で行われた。全競技終了後、男女シングル、ペア、団体アイスダンスの五輪代表が発表された。

五輪代表発表の会見に出席した木原龍一(左)と三浦璃来【写真:中戸川知世】
五輪代表発表の会見に出席した木原龍一(左)と三浦璃来【写真:中戸川知世】

全日本選手権最終日

 フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権最終日は21日、東京・代々木第一体育館で行われた。全競技終了後、男女シングル、ペア、団体アイスダンスの五輪代表が発表された。

 2023、25年の世界選手権金メダルペアの三浦璃来・木原龍一組は、三浦の左肩負傷により、この日のフリーを棄権。それでも、これまでの実績から順当にミラノ切符を手にし、午後11時過ぎに始まった代表発表には姿を見せた。

 日本代表のジャージを身にまとって会見に臨んだ。「今回、私の怪我で欠場してしまったけど、五輪に選んでいただけて嬉しく思う。全力で治して全力でトレーニングして頑張ります」と三浦。日本フィギュア初の4大会連続出場となる木原は「今のような立場で挑戦できることを嬉しく思う。目標を達成するという気持ちを持って臨みたい」と意気込んだ。

 さらに三浦は22日に病院に行くことを明かした。「体作りから再始動していきたい」とし、木原は「シーズン前半に積み重ねてきた練習は確かな自信を持っている。残り50日も変わらずその練習を、肩の状況もあるけど積み重ねていきたい」と話した。

(THE ANSWER編集部)



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