「人生、虹色だな」坂本花織 全日本フィギュア5連覇締め 「密かに目標にしていた」偉業とは
フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権最終日は21日、東京・代々木第一体育館で行われた。女子は坂本花織(シスメックス)が合計234.36点で5連覇を達成し、五輪代表を決めた。

全日本選手権最終日
フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権最終日は21日、東京・代々木第一体育館で行われた。女子は坂本花織(シスメックス)が合計234.36点で5連覇を達成し、五輪代表を決めた。
既に現役引退を表明している坂本が、最後の全日本で圧倒的な輝きを放った。抜群のスピードから次々とジャンプを成功。SPに続いて、この日のフリーもトップで、5連覇を達成した。
演技後は涙を流し、顔を覆った。今季限りで引退する親友の樋口新葉も、坂本の演技を見て泣いていた。同じ所属の三原舞依も声援を送った。みんなに見守られて、女王のまま全日本に別れを告げた。
「振り返ると、本当に何をするにも三日坊主な自分だったんですけど、スケートだけはこんなにも長く続けられて。ノービス、ジュニア、シニアと本当にいろんな経験をして。もちろん順風満帆ではなかったんですけど、それでも本当にたくさんの経験をさせてもらえて、なんだか『人生、虹色だな』っていう感じがしました」
3大会連続五輪は日本女子で初。「密かに目標にしていた」。集大成の夢舞台へ、大エースは「一番の目標は団体と個人で銀メダル以上を獲ること。先生からも喝を入れてもらって、本当に『これ以上はない』って思うぐらい練習できたらなと思います」と闘志を高めた。
(THE ANSWER編集部)
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