「文字通りワンパンチKO」 ボクシング衝撃の“14秒殺”に米記者仰天「今まで見た中で最速」
海外ボクシングで衝撃のワンパンチKO劇があった。メキシコのティフアナで行われたスーパーフライ級10回戦。この日のメインイベントでWBC世界同級11位のヤヒル・フランクが、同6位のアルヒ・コルテス(ともにメキシコ)に初回KO勝ちを果たした。開始14秒での“秒殺”には米記者も「あっと驚く番狂わせ」「今まで見た中で最速だ」と仰天している。

スーパーフライ級10回戦
海外ボクシングで衝撃のワンパンチKO劇があった。メキシコのティフアナで行われたスーパーフライ級10回戦。この日のメインイベントでWBC世界同級11位のヤヒル・フランクが、同6位のアルヒ・コルテス(ともにメキシコ)に初回KO勝ちを果たした。開始14秒での“秒殺”には米記者も「あっと驚く番狂わせ」「今まで見た中で最速だ」と仰天している。
息つく間もなかった。開始のゴングから互いに左ジャブを1つずつ繰り出した直後、フランクの豪快な左フックがクリーンヒット。コルテスは吹き飛ばされるようにキャンバスに倒れた。仰向けになったコルテスにレフェリーが近寄ると、すぐに右手を振って試合終了を宣告。わずか14秒で決着がついた。
米専門メディア「ボクシングシーン.com」のジェイク・ドノバン記者は自身のXで「ヤヒル・フランクのあっと驚く番狂わせ、文字通りワンパンチでアルヒ・コルテスをKOした。ティフアナでの試合が始まって3秒、この試合唯一のパンチで元王座挑戦者を打ちのめした」と速報した。
別の投稿では「史上最速のKOかは分からないが、私が見た中では間違いなく最速だ。ジミー・サンダーがクロフォード・グリムズリーを最初のパンチでKOしたものでさえ、カウント入れて13秒だった。この試合は(10カウントなしに)その場で止められた」と仰天。続けて「やれやれ、10秒が追加されたため、公式記録は開始14秒、ヤヒル・フランクがアルヒ・コルテスにあっと驚く初回KO」と伝えた。
敗れたコルテスは2023年9月、当時WBO世界スーパーフライ級王者だった中谷潤人(M.T)に挑戦したがダウンを3度奪われ、0-3で判定負け。再起後は3連勝中だったが、まさかの敗戦を喫し、戦績は28勝(11KO)5敗2分となった。フランクは18勝(13KO)1敗に戦績を伸ばした。
(THE ANSWER編集部)
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