SP5位から逆襲2位 佐藤駿を支えた「自信と経験」 初の五輪代表確実、表彰式で涙【全日本フィギュア】
フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権第2日が20日、東京・代々木第一体育館で行われた。男子フリーで佐藤駿(エームサービス・明治大)は、188.76点をマーク。合計276.75点で2位に入り、初の五輪代表を確実にした。

全日本選手権・男子フリー
フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権第2日が20日、東京・代々木第一体育館で行われた。男子フリーで佐藤駿(エームサービス・明治大)は、188.76点をマーク。合計276.75点で2位に入り、初の五輪代表を確実にした。
「火の鳥」に乗った佐藤が、五輪への道を切り開いた。
冒頭に4回転ルッツを決めると、4─3回転のトーループ、単発の4回転トーループも成功。最後の3回転ルッツで着氷がやや乱れた以外は、ほぼ完璧にまとめた。
「今シーズン、グランプリシリーズとグランプリファイナルと戦ってきて、自信とか大きい大会で成功するという経験をたくさん積んできた。その成果を今大会で出せたかな」
SP5位とやや出遅れたが、フリーで逆襲。表彰式で名前を呼ばれると涙を抑えきれず、同学年のライバルで全日本連覇の鍵山優真とハグをかわした。
グランプリファイナル3位の実績などもあり、初の五輪代表が確実に。「自分なりにはやりきったので、あとはもう結果を待つだけ」。次に目指すのは、ミラノの表彰台だ。
(THE ANSWER編集部)
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