「帰ってきたよ」 紀平梨花、3年ぶり全日本 “りかしん”RD3位発進、点数は「もう少し…」
フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権第2日が20日、東京・代々木第一体育館で行われた。アイスダンスのリズムダンス(RD)で、紀平梨花(トヨタ自動車)西山真瑚(オリエンタルバイオ)組の“りかしん”は、57.44点で3位発進となった。吉田唄菜・森田真沙也(木下アカデミー)組が68.78点で首位。フリーダンスは21日に行われる。

アイスダンス・リズムダンス
フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権第2日が20日、東京・代々木第一体育館で行われた。アイスダンスのリズムダンス(RD)で、紀平梨花(トヨタ自動車)西山真瑚(オリエンタルバイオ)組の“りかしん”は、57.44点で3位発進となった。吉田唄菜・森田真沙也(木下アカデミー)組が68.78点で首位。フリーダンスは21日に行われる。
2019、20年に女子で連覇を達成した紀平が、アイスダンサーとして3年ぶりに全日本のリンクに戻ってきた。
大歓声を浴びてリンクへ。「帰ってきたよっていう気持ち」を込めて西山とともに舞った。
演技内容には手応えを感じていたが、スコアはデビュー戦だった全日本予選会の59.61点に及ばなかった。紀平が「もう少しいってもよかったんじゃないかな。でも、この点数を受け止めて、伸ばせるところをしっかり伸ばしていきたいな」と言えば、西山も「練習を積んできたことは出せた。この点数は甘んじて受け入れて、今後につなげていきたい」と振り返った。
紀平の右足首はまだ完治していないという。今後、シングルの復帰を模索するのか問われると、「今は本当にアイスダンスに集中していきたいとは思っている。足の状態とかも考えながらだけど、今はアイスダンスだけ」と話した。
既にミラノ・コルティナ五輪への道は断たれているが、21日のフリーダンスで示したいものがある。紀平は「(フリーダンスの)『もののけ姫』のストーリーを演技で表せるようにしたい。たくさん練習してきたことをしっかり出し切りたい」と闘志を高めていた。
(THE ANSWER編集部)
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