首位発進の坂本花織「燃える」 島田麻央と僅差で21日フリー 5連覇&ミラノ切符へ【全日本フィギュア】
フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権が19日、東京・代々木第一体育館で開幕した。女子ショートプログラム(SP)は、坂本花織(シスメックス)が79.43点で首位発進。年齢制限で五輪に出られない島田麻央(木下グループ)が0.1点差の79.33点で2位につけ、中井亜美(TOKIOインカラミ)が77.50点で3位となった。フリーは21日に行われる。

全日本選手権・女子SP
フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権が19日、東京・代々木第一体育館で開幕した。女子ショートプログラム(SP)は、坂本花織(シスメックス)が79.43点で首位発進。年齢制限で五輪に出られない島田麻央(木下グループ)が0.1点差の79.33点で2位につけ、中井亜美(TOKIOインカラミ)が77.50点で3位となった。フリーは21日に行われる。
日本女子初の3大会連続五輪出場を目指す坂本が、好スタートを切った。
ほぼ完璧な演技を披露すると、笑顔で何度もうなずいた。国際連盟(ISU)公認スコアではないが、“今季世界最高”となる79.43点。17歳の島田を0.1点上回った。
「今日は本当に今までにないくらい、いい緊張感の中でできたので自信を持って滑れた。試合がすごく楽しかった」
3回転ルッツ、ダブルアクセル、フリップ─トーループの連続3回転に成功。さらにステップも「ターンのこと、表情、ジャッジへのアピールを細かく考えながら滑れました」と納得の出来だった。
今季限りで現役を引退するため、今大会が最後の全日本。21日のフリーは島田と0.1点差で迎える。「怖い……怖いですが、こっち(追われる立場)の方が自分は燃えるので、好きです」。5連覇を飾り、女王のまま国内最高峰の舞台に別れを告げる。
(THE ANSWER編集部)
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