SP2位発進に涙 三浦佳生の好演技生んだ「ドン」と「カッ」 初五輪へ「自分に集中」【全日本フィギュア】
フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権が19日、東京・代々木第一体育館で開幕した。男子ショートプログラム(SP)は鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が104.27点で首位発進。三浦佳生(オリエンタルバイオ・明治大)が95.65点で2位につけた。

全日本選手権・男子SP
フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権が19日、東京・代々木第一体育館で開幕した。男子ショートプログラム(SP)は鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が104.27点で首位発進。三浦佳生(オリエンタルバイオ・明治大)が95.65点で2位につけた。
泣くのはまだ早い。それでも、自身の好パフォーマンスが涙腺を揺さぶった。三浦が95.45点マークして2位発進。演技後うっすら涙を浮かべた20歳は、「本当に自分の世界に入れた。周りの情報を一切、自分の頭の中に入れずにできたかな」と振り返った。
ゲームで極度の緊張感を乗り越えた。なかなか自分に集中できない中、「太鼓の達人」をプレー。「やっている間って周りのこと考えないじゃないですか。『ドン』と『カッ』しかないから。それをひたすら打つっていうところで、フルコンボできるまでやってきました」と明かした。
首位・鍵山の背中は遠いが、五輪代表を争う友野一希には7.60点差、佐藤駿には7.66点差をつけ、20日のフリーに臨む。「僕の今シーズンの課題はフリー。自分に集中した良い演技をお見せできたら」と闘志を高めていた。
(THE ANSWER編集部)
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