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「あ、垂れてる」演技中に鼻血も…フィギュア17歳・中田璃士、動じず好演技「やっちゃおう」

フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権が19日、東京・代々木第一体育館で開幕した。男子ショートプログラム(SP)で、昨季の世界ジュニア選手権金メダリストの17歳・中田璃士(TOKIOインカラミ)が89.91点をマーク。演技中に鼻血が出るアクシデントも、ハイスコアをマークした。

男子ショートプログラムで演技する中田璃士【写真:中戸川知世】
男子ショートプログラムで演技する中田璃士【写真:中戸川知世】

フィギュアスケート全日本選手権が開幕

 フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権が19日、東京・代々木第一体育館で開幕した。男子ショートプログラム(SP)で、昨季の世界ジュニア選手権金メダリストの17歳・中田璃士(TOKIOインカラミ)が89.91点をマーク。演技中に鼻血が出るアクシデントも、ハイスコアをマークした。

 ジュニア世界王者の中田が、高得点をマークした。冒頭にトウループの4─3回転を鮮やかに決めると、続く4回転サルコーも成功。トリプルアクセルも着氷し、演技を終えた。

「今までで一番、一番緊張したショートだったんですけど、やっぱり一つ一つに集中して、やることをやったので。とりあえずジャンプをまとめて、出遅れなかったのが良かったかなと思います」

 演技前に鼻血が出るアクシデント。ティッシュで拭いてSPを始めたが、スピン中も「あ、垂れてるな」と感じたという。それでも動じず、「まあ、やっちゃおうと思ってやりました」と振り返った。

 ミラノ・コルティナ五輪は年齢制限で出場できないが、闘志十分だ。「オリンピックシーズン、やっぱり選手の人たちも去年より凄くレベルが高くなっている。それに負けないように、自分もオリンピック選考会がかかってると思って挑みたい」。SPは3位発進。20日のフリーでも好演技を披露し、存在感を示してみせる。

(THE ANSWER編集部)

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