高見亨介、1-2判定負けで王座陥落 プロ11戦目で初黒星 死闘制したサンティアゴが2団体王座統一
ボクシングのトリプル世界戦興行「U-NEXT BOXING.4」が17日、東京・両国国技館で行われた。WBA&WBO世界ライトフライ級王座統一戦では、WBA王者・高見亨介(帝拳)とWBO王者のレオ・サンティアゴ(プエルトリコ)が対戦。判定にもつれ込む死闘となったが、サンティアゴが2-1(117-111、115-113、112-116)で勝利。2団体王座統一を果たした。高見はデビュー11戦目で初黒星となった。

WBA&WBO世界ライトフライ級王座統一戦
ボクシングのトリプル世界戦興行「U-NEXT BOXING.4」が17日、東京・両国国技館で行われた。WBA&WBO世界ライトフライ級王座統一戦では、WBA王者・高見亨介(帝拳)とWBO王者のレオ・サンティアゴ(プエルトリコ)が対戦。判定にもつれ込む死闘となったが、サンティアゴが2-1(117-111、115-113、112-116)で勝利。2団体王座統一を果たした。高見はデビュー11戦目で初黒星となった。
高見は序盤から左ボディーを繰り出し、6回終盤にもカウンターを顔面にヒットさせた。サンティアゴも足も使って距離を取りつつ、タイミングよくジャブを放つなど応戦。互いに譲らず迎えた10回、高見がボディーでじわじわとダメージを蓄積させ、勢いを削ぐような場面もあった。12ラウンドを戦い抜く死闘。両者ハグで称えあった。判定は割れたが、サンティアゴの勝利となった。
23歳の高見は22年7月にプロデビューした帝拳ジムのホープ。今年10月の前戦は10戦目にして世界初挑戦。元2階級制覇王者のエリック・ロサ(ドミニカ共和国)に挑み、王座を奪取した。試合は終始圧倒した内容。10回に右フックでダウンを奪い、レフェリーストップを呼び込んでいた。
対するサンティアゴは同3月の前戦、今回と同じ両国国技館のリングで、高見と同門の岩田翔吉(帝拳)に挑戦。結果は3-0で判定勝ちを収め、2度目の戴冠を果たした。高見はかねて、岩田から王座を奪ったサンティアゴとの対戦を希望。実現した一戦で2つ目のベルトを奪うことはできなかった。
(THE ANSWER編集部)
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