ボクシング界最強・クロフォードが現役引退 米リング誌報道「38歳で…」 史上初3階級での4団体統一から3か月…通算42戦無敗
ボクシング史上初となる3階級で4団体統一王者になったテレンス・クロフォード(米国)が引退すると、権威あるボクシング専門誌「ザ・リング」が報じた。

リング誌報じる
ボクシング史上初となる3階級で4団体統一王者になったテレンス・クロフォード(米国)が引退すると、権威あるボクシング専門誌「ザ・リング」が報じた。
現地16日、「ザ・リング」の公式インスタグラムが「!!テレンス・クロフォード引退!! 5階級制覇のチャンピオン、38歳で現役を退くことを発表。通算戦績は42戦無敗」と記し投稿。「”Bud”(クロフォードの愛称)は4つの異なる階級でリング誌タイトルを獲得した唯一の選手として、引退する」と報じた。自身のインスタグラムでは「これ以上証明するものは何もなく、偉大な存在として去る」とつづっていた。
今年9月、米ラスベガスで行われた世界スーパーミドル級4団体タイトルマッチで“カネロ”ことサウル・アルバレス(メキシコ)に3-0(116-112、115-113、115-113)の判定勝ち。男子史上初となる3階級での4団体統一を達成した。リング誌のパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超えた格付け)で1位に君臨するなど、現役世界最強ボクサーの呼び声も高かった。
今月3日、世界ボクシング評議会(WBC)が突如クロフォードの王座剥奪を発表。公式リリースによると、理由は過去2試合(イスラエル・マドリモフ戦、アルバレス戦)の世界タイトル戦で試合料を支払わなかったため。WBCはクロフォード側へ何度もコンタクトを取ったが、返答がなかったとしており、クロフォードは現在3団体王者になっている。
(THE ANSWER編集部)
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