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優勝賞金7200万円大会が誕生 賞金総額は史上最高48億9550万円…46年ぶり海外開催で+1の37試合 2026年JLPGAツアー開催日程発表

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は15日、都内で「2026年度JLPGAトーナメント日程発表記者会見」を開催した。来季は37試合が行われ、賞金総額は48億9550万円。今季から5億1434万7000円増で史上最高となった。3月に台湾ホンハイレディースを台湾で開催。同ツアー屈指の歴史を誇るフジサンケイレディスクラシックが、来季から消滅することも正式発表した。

2026年度JLPGAトーナメント日程発表
2026年度JLPGAトーナメント日程発表

2026年度JLPGAトーナメント日程発表記者会見

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は15日、都内で「2026年度JLPGAトーナメント日程発表記者会見」を開催した。来季は37試合が行われ、賞金総額は48億9550万円。今季から5億1434万7000円増で史上最高となった。3月に台湾ホンハイレディースを台湾で開催。同ツアー屈指の歴史を誇るフジサンケイレディスクラシックが、来季から消滅することも正式発表した。

 3月5日開幕のダイキンオーキッドレディスから11月26日開幕のJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップまで37試合が開催予定の来季。新設された台湾ホンハイレディースは3月12日~15日に行われる。台湾での国内レギュラーツアー開催は1978年の中華女子オープン以来48年ぶりで、海外での開催は1980年「日豪親善ゴルフマッチ」以来46年ぶりとなる。

 賞金を増額する5試合のうち、最も注目されるのはEARTH MONDAMIN CUP(アース・モンダミンカップから名称変更)だ。今季までも賞金総額3億円のビッグトーナメントだったが、さらに1億円増で同ツアー史上最高額の4億円になると発表。優勝賞金は5400万円から、同ツアー最高額を更新の7200万円になる。

会見に出席したJLPGAの小林浩美会長【写真:編集部】
会見に出席したJLPGAの小林浩美会長【写真:編集部】

 この状況について、会見に出席したJLPGAの小林浩美会長は「来季もたくさんの試合をいただけて、非常にありがたいです」と実感を込めた。その上で「海外での試合は選手の活躍の場を広げることになります。また、違う文化に触れて、コースへの対応力を高めることができます」と言い、「ありがたいです」を繰り返した。

 一方で、1982年に第1回大会を開催したフジサンケイレディスクラシックは来季から消滅。05年に会場を静岡・伊東市の川奈ホテルGC富士Cに移し、新型コロナウイルスの影響で中止された20年を除いて毎年開催されてきた。今年4月に予定された第43回大会は、元タレント・中居正広氏による元同局の女性アナウンサーへのトラブル事案が影響し、中止になっていた。

 小林会長は「残念ながらおやめになった大会もあります」とフジサンケイレディスクラシックの終了に言及しつつ、その理由については「個別の理由については、相手様もいらっしゃるのでお話できません」と言葉を濁した。

 歴代優勝者には平瀬真由美、岡本綾子らそうそうたる名前が並び、最後の開催となった24年大会は同年の年間女王で、今季から米女子ツアーが主戦場の竹田麗央が制した。そして、今季大会は中止となった一方で、男子のフジサンケイクラシックはスーパーマーケット運営会社ロピアを特別協賛に迎え、無事に開催された。

 大会名称および特別協賛の変更も発表された。パナソニックオープンレディースは「NTTドコモビジネスレディス」へと名称変更し、「NTTドコモビジネス株式会社」が特別協賛となる。また、アース・モンダミンカップは「EARTH MONDAMIN CUP」へと名称が変更される。

 あわせて来季のリランキング予定も発表。第1回目は6月のニチレイレディスを基準競技とし、EARTH MONDAMIN CUPより実施される。第2回目はミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンを基準競技とし、スタンレーレディスホンダより実施される。

(THE ANSWER編集部)

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