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井上尚弥、衝撃の259秒KO! 欧州に新伝説「グラスゴーで思い出深い1日に」と歓喜

WBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は18日(日本時間19日)、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝(スコットランド・グラスゴー)でIBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦。2回1分19秒TKOで勝利を飾り、WBA王座は2度目の防衛に成功。新たにIBF王座を獲得し2団体王者となった。

井上尚弥がエマヌエル・ロドリゲスにTKO勝ちを飾る【写真:Getty Images】
井上尚弥がエマヌエル・ロドリゲスにTKO勝ちを飾る【写真:Getty Images】

259秒でダウン3度奪い圧勝、デビューからの連勝18に

 WBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は18日(日本時間19日)、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝(スコットランド・グラスゴー)でIBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦。2回1分19秒TKOで勝利を飾り、WBA王座は2度目の防衛に成功。新たにIBF王座を獲得し2団体王者となった。5階級制覇王者で現WBAスーパー王者のノニト・ドネア(フィリピン)が待つ決勝進出が決定。井上の戦績は18勝(16KO)。ロドリゲスは19勝(12KO)1敗。


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 初めて欧州に上陸したモンスターが、スコットランドに衝撃を走らせた。井上は昨年10月にWBSS初戦の元WBA同級スーパー王者のフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)に衝撃の70秒KO勝利。以来、224日ぶりのリングだったが、無敗のIBF王者を圧倒した。

 2ラウンドだ。開始30秒、左のショートフックでまずダウンを奪うと、右のボディーで2度目のダウン。ロドリゲスも立ってきたが、一気に詰めて3度目のダウン。膝をつかせると、もはや戦う意思は残っていなかった。

 3戦連続での1ラウンドKOはならなかったが、この日もわずか259秒で決めた。リング上でのインタビューで綺麗な顔のまま井上は試合を振り返った。

「常に平常心で戦う気持ちを持って乗り込んできた。いいパフォーマンスを出せてほっとしている。ロドリゲスも初回プレッシャーをかけてきて、どうなることか自分でも予測できない状態でした。沢山応援してくれて、このグラスゴーで思い出深い1日になりました」

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