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卓球・日中戦で珍事 長崎美柚の“ミス”に中国メディアほっこり「一目で分かるほどだ」

卓球のWTTツアー上位選手が集うWTTファイナルズ香港は12日、香港で行われた。女子シングルス準々決勝で世界ランク15位の長崎美柚(木下アビエル神奈川)は、同1位の孫穎莎(中国)に0-4で完敗。試合中の珍しいワンシーンに、中国メディアも注目した。

WTTファイナルズ香港で孫穎莎と対戦した長崎美柚【写真:World Table Tennis提供】
WTTファイナルズ香港で孫穎莎と対戦した長崎美柚【写真:World Table Tennis提供】

WTTファイナルズ香港

 卓球のWTTツアー上位選手が集うWTTファイナルズ香港は12日、香港で行われた。女子シングルス準々決勝で世界ランク15位の長崎美柚(木下アビエル神奈川)は、同1位の孫穎莎(中国)に0-4で完敗。試合中の珍しいワンシーンに、中国メディアも注目した。

 第4ゲーム、長崎が0-3からサーブを放ったが、孫穎莎がTTR(テーブル・テニス・レビュー)を要求した。卓球のビデオ判定システムだ。

 サーブ時のトスが水平方向に対して30度を超えると違反となる。TTRの結果、長崎のサーブは41.48度と大幅に30度を超えていた。孫穎莎も長崎も苦笑いを浮かべていた。

 中国メディア「新浪体育」は、「孫穎莎が対戦相手のサーブについてビデオ判定を要求。サーブ時のトスの角度が40度超え。長崎美柚も思わず笑う」との見出しで伝えた。

「この試合で、孫穎莎は初めて自らビデオ判定(TTR)を求めた」とし、「ビデオ判定の結果、長崎美柚のサーブのトスの角度は実際に非常に大きく規定を上回り、41.48度に達していた。規定は30度である。卓球の選手なら、肉眼で一目で分かるほどの問題だった」と説明した。

 さらに「結果を知って、長崎美柚自身も笑いがこらえられなかった。試合後には短いが2人が挨拶をし、言葉を交わしたが、2人とも笑顔で、とても楽しそうな様子だった」と報じていた。

(THE ANSWER編集部)



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