箱根V候補も警戒…王者・青学大のオーダー「嫌だと思う」 駒大・藤田監督が見据える王座奪回への鍵
来年1月2、3日に行われる第102回箱根駅伝のチームエントリーが10日に締め切られ、各チームの登録選手が発表された。3年ぶりV奪回を目指す駒澤大は“怪物”佐藤圭汰(4年)ら主力が順当に名を連ねた。

来年1月2日に往路、3日に復路
来年1月2、3日に行われる第102回箱根駅伝のチームエントリーが10日に締め切られ、各チームの登録選手が発表された。3年ぶりV奪回を目指す駒澤大は“怪物”佐藤圭汰(4年)ら主力が順当に名を連ねた。
全日本大学駅伝優勝で実力を示した駒澤大が、3年ぶりの箱根制覇へ充実布陣を整えた。
出雲全日本選抜大学駅伝は欠場し、全日本は7区区間3位だった佐藤について、藤田監督は「一時期ちょっと足を気にする素振りもあったが、練習自体は継続してやれている。本番に向けて特段、問題ない」と状態に自信を見せた。
混戦が予想される第102回大会だが、やはり最大のライバルは箱根の勝ち方を知っている青山学院大。同大の原監督は5、6区の山に1年生起用を示唆しているが、藤田監督が恐れているのは大エース・黒田朝日(4年)の山上り投入だった。「黒田君が2区と5区、どちらに来たら嫌ですか?」と問われると即答した。
「それは各大学、5区じゃないですか。2区は極端な話、(黒田が)区間新記録で走っても、(1時間)6分で走れば、1分も開かないわけなんで。5区に来られたら、(1時間)8分で走られたら、下手したらもう4、5分…もっとやられる大学は出てくると思うんで。やっぱり5区に来た方が嫌だと思います」
総合優勝への鍵は、往路終了時点でのトップとの差。「1分半の位置にいないと、捕まえることはできない。せめてその1分半から2分っていうところにはいないと、総合優勝はなかなか見えてこない」と展望を口にした。
29日には区間エントリーが締め切られる。往路、復路とも当日のメンバー変更が可能。1日の上限は4人で往路と復路を合わせて6人まで。正選手と補欠選手の間での入れ替えができる。
(THE ANSWER編集部)
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