プレジャーボート、宮崎牛1頭…シーズン序盤の国内ツアーで話題

　国内女子プロゴルフJLPGAツアーは、11月30日まで宮崎県で行われたツアーチャンピオンシップリコーカップを最後に36試合シーズンの幕を下ろした。今季も、各トーナメントで優勝した選手とともに豪華な副賞が注目の的に。今回はシーズン最初の四半期に当たる開幕9試合で話題を集めた商品を紹介する。

　3月9日まで、沖縄県の琉球GCで行われた開幕戦ダイキンオーキッドレディスは、岩井千怜（Honda）が通算10アンダーで連覇した。優勝賞金2160万円とともに、小型船舶などのメーカー「ヤンマー」から贈られたのは、プレジャーボート「トップランFX24EZ.LTD V」だ。表彰式後にはコースに展示されていたボートをバックに記念撮影した。

　また3月30日まで宮崎県のUMKCCで行われたアクサレディスでは、プロ15年目の工藤遥加（加賀電子）が初優勝。優勝賞金1800万円に加え、副賞として1頭分の宮崎牛を贈られた。巨大な牛の像に見守られ、牛をかたどったトロフィーを手に記念撮影。大中小の牛に囲まれたが、巨大像は工藤が小さく見えるほどのサイズだった。

　4月13日まで埼玉県の石坂GCで行われた富士フイルム・スタジオアリス女子オープンでは、安田祐香（NEC）が通算9アンダーで並んだ3人のプレーオフを4ホール目で制し優勝。逆転で昨年9月以来7か月ぶりのツアー通算2勝目を飾り、優勝賞金1800万円以外にもビッグな高級副賞を手にした。

　次々と副賞を受け取ったうちの一つが、ドイツの高級車メルセデス・ベンツの「GLA180」だ。大きな鍵の模型を手に記念撮影に応じた。同社公式サイトによると、メーカー希望小売価格はGLA 180（BSG搭載モデル）は597万円、GLA 180は603万円。他にも富士フイルムビジネスイノベーション製の複合機 Apeos C3067なども受け取った。

　ネット上でも話題となり、ファンからは「ダイキンオーキッドの優勝副賞って例年ヤンマーのボートなのか…？」「ナンボするんやろ」「それにしても賞品の宮崎牛1頭分って」「1頭分ってどれくらいあるのだろう」などの声が上がっていた。