復活ウッズ、メジャー連勝なるか 米放送局が特集「タイガーが優勝できる7つの理由」
2002年の全米オープンを制した相性の良いコース
4つ目は「ゴルフを離れる時間」にあるという。「タイガーが休むことは、プレーし続けることよりもずっと重要だ。彼はキャリアにおいて、メジャートーナメントの間の大会を数えられるほどしか休んでいない。しかし、彼は休んだ後の大会で勝ってきた過去がある」と伝えている。今回はマスターズから約1か月空けてのトーナメントで、フレッシュな状態にあることが良い影響をもたらすとしている。
5つ目はコースとの相性だ。このコースでは過去に4度プレー。2002年の全米オープンを制し、トップ10にも1度入っている。また「過去2回ここで行われたメジャー大会における彼の平均最終順位は3.5位だ」と抜群のコース適性を紹介している。
6つ目は天候。「湿っているベスページは、ウッズにとっていいことだろう。彼の最近の平均ティーショットは299.6ヤードで、彼が若手選手についていこうとすればそれも可能な距離だ」と伝えている。
そして7つ目。観衆の雰囲気も後押しするだろうと見ている。「2002年と2009年にフィル・ミケルソンを支えた観客は、今週末、違うレジェンドを援助するだろう。それは何の成果も生まないかもしれないが、タイガーはそれを受けて奮起するはずだ」。02年、09年大会では当地でフィル・ミケルソンが準優勝。観衆は今度はウッズの優勝争いを期待するだろうと分析している。
日本からは悲願のメジャー制覇を狙う松山英樹(レクサス)が参戦。屈指の難コースでいったいどんなドラマが生まれるだろうか。
(THE ANSWER編集部)