リング上で殴り合い「脳震盪に…」 大人気ハリウッド女優が明かした壮絶な撮影舞台裏
海外ボクシングのレジェンドを演じた米国の大人気ハリウッド女優シドニー・スウィーニーが、壮絶な撮影舞台裏を明かした。米ラジオ局が報じている。

英メディアが注目
海外ボクシングのレジェンドを演じた米国の大人気ハリウッド女優シドニー・スウィーニーが、壮絶な撮影舞台裏を明かした。米ラジオ局が報じている。
スウィーニーは、元WBC世界スーパーウェルター級王者で殿堂入りしているクリスティ・マーチンさんの伝記映画「クリスティ」で主演を務めた。役作りのために増量し、本格的なトレーニングを積んだうえ、対戦相手役のボクサーと本気で打ち合い、鼻血を出すなど壮絶な撮影現場だったようだ。
英ラジオ局「トーク・スポーツ」は「シドニー・スウィーニーが『クリスティ』の役作りのための過酷なスパーリングで脳震盪に見舞われた」との見出しで記事を掲載。同メディアに対してスウィーニーが語った撮影の裏話を伝えている。
記事によると、スウィーニーは劇中の試合シーンについて「プロボクサーと一緒にリングに立つのはとても威圧感があった」と回想。「脳震盪も起こしたし、かなり激しかった。シーンの間は本物の試合をしているように感じた」と語ったという。さらに「脳震盪や鼻血も出した。互いに殴り合っていいのか、その境界線は紙一重だった」と、演技を超えた激しい撮影だったことを明かしている。
スウィーニーは、モデルとなった57歳のマーチンさん本人ともスパーリングを行った。「これは本気のラウンド? あなたには殴られたくない」と伝えたというが、「彼女のように動き、ボクシングをするための訓練をする必要があった」と不可欠な経験だったと強調。役作りのために35ポンド(約16キロ)増量し、3か月間の厳しいトレーニングと食事制限を乗り越えたことも紹介されている。
(THE ANSWER編集部)
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