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世界王者が思わず「怖い」 衝撃TKO坪井智也、試合中の“奇行”に戦慄「こっちに気づいて…」

24日に行われたボクシングのスーパーフライ級ノンタイトル10回戦は、WBO世界バンタム級14位の坪井智也(帝拳)が、WBC世界スーパーフライ級1位のカルロス・クアドラス(メキシコ)を8回2分59秒、TKOで粉砕。リングサイドで見守っていたWBA世界バンタム級王者の堤聖也(角海老宝石)は、坪井の“奇行”を明かしている。

クアドラスに8回TKO勝ちした坪井智也【写真:山口比佐夫】
クアドラスに8回TKO勝ちした坪井智也【写真:山口比佐夫】

スーパーフライ級ノンタイトル10回戦で元世界王者を圧倒

 24日に行われたボクシングのスーパーフライ級ノンタイトル10回戦は、WBO世界バンタム級14位の坪井智也(帝拳)が、WBC世界スーパーフライ級1位のカルロス・クアドラス(メキシコ)を8回2分59秒、TKOで粉砕。リングサイドで見守っていたWBA世界バンタム級王者の堤聖也(角海老宝石)は、坪井の“奇行”を明かしている。

 坪井が元世界王者を粉砕した。ジャブとスピードで圧倒すると、8回終盤に強烈な連打を見舞ったところで、レフェリーが試合を止めた。

 実はこの試合中、坪井は余裕から奇妙な行動に出ていた。中継にゲスト出演していた堤は25日に自身のXを更新。「坪井智也、7ラウンド目前にこっちに気付いて手振ってきた」と明かした。

 アマチュア時代の2021年に世界選手権で金メダルを獲得した坪井は、今年3月にWBOアジアパシフィック(AP)バンタム級2位だったブーンルエン・ファヨン(タイ)に2回TKO勝ちで衝撃デビュー。堤はXで「デビュー戦でも試合中で振ってきた。怖い」としている。

 デビュー3戦全勝(2KO)となった29歳。試合後は「何もてこずることなく、苦労することもなかった。(レフェリーが)試合を止めてくれてよかった」とのコメントを残した。

(THE ANSWER編集部)


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