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侍J・井端監督、韓国から「見習う点あった」 2被弾の裏にピッチコム&クロックの手応えと課題

野球日本代表「侍ジャパン」は15日、東京ドームで強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vs韓国」の第1戦を11-4で制した。来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)と同様、ピッチコム(サイン伝達機器)やピッチクロックが採用された試合。井端弘和監督は手応えと課題を口にした。

韓国との強化試合第1戦を指揮した井端弘和監督【写真:小林靖】
韓国との強化試合第1戦を指揮した井端弘和監督【写真:小林靖】

ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vs韓国

 野球日本代表「侍ジャパン」は15日、東京ドームで強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vs韓国」の第1戦を11-4で制した。来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)と同様、ピッチコム(サイン伝達機器)やピッチクロックが採用された試合。井端弘和監督は手応えと課題を口にした。

 日本のプロ野球では採用されていないピッチコムとピッチクロック。WBC連覇へ対応がカギを握るが、井端監督はバッテリーについて手応えを口にした。

 試合後の会見で「練習試合の時よりもピッチクロックとピッチコム、ピッチャーもキャッチャーも余裕が出てきた」と話した。ピッチコムについても「次に投げるピッチャーはブルペンからつけてやっていた。(2被弾した)森浦は(ボリュームを)上げずにいって聞こえにくかったと。それを他の投手に伝えて最初から(ボリュームを)上げられた。うまくいったのかなと思う」と振り返った。

 韓国プロ野球(KBO)では既に導入済み。打者のピッチクロックの対応について、指揮官は「韓国の選手はタイムを有効に使っているなと。見習う点はあった」とし、「まずは、自分のルーティン的なのを見つけることかなと思う。そういったところは各々やっていかないといけない」と課題も口にしていた。

 WBCの1次ラウンドで同組の韓国とは、16日も東京ドームで対戦。「日本も韓国も、プロ野球選手が試合をするのは(今年)最後になるのかな。素晴らしい試合をファンの皆さまに見せられたらいい。今日の反省を生かして頑張ってきたい」と意気込んでいた。

(THE ANSWER編集部)



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