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「日本の文化…こんなに礼儀正しく」 森保J戦士が異例の行動 海外記者が感銘「称賛に値する」

サッカー日本代表は14日、豊田スタジアム(愛知)で行われた国際親善試合でガーナ代表に2-0で勝利した。敗れたガーナ選手が負傷交代時、敵ベンチへ異例の謝罪に出向いた日本代表選手の振る舞いが、海外記者からも喝采を浴びている。

ガーナ戦に出場した田中碧【写真:松尾/アフロスポーツ】
ガーナ戦に出場した田中碧【写真:松尾/アフロスポーツ】

サッカー日本代表戦

 サッカー日本代表は14日、豊田スタジアム(愛知)で行われた国際親善試合でガーナ代表に2-0で勝利した。敗れたガーナ選手が負傷交代時、敵ベンチへ異例の謝罪に出向いた日本代表選手の振る舞いが、海外記者からも喝采を浴びている。

 悲劇に見舞われた。後半、日本の攻撃時にMF田中碧がシュート体勢に入った際、阻止しようとしたガーナMFフランシス・アブの足が蹴り上げられる形に。ピッチで動けなくなり、そのまま負傷交代となった。

 責任を感じた田中は敵ベンチに出向き、オットー・アッド監督に謝罪。日本選手がとった異例の行動に感銘を受けたのは、ガーナサッカー協会の元広報部長のイブラヒム・サニー・ダーラ氏だった。

 自身のXに、「日本代表のアオ・タナカは交代直後、ガーナのオットー・アッド監督のもとへ向かい、フランシス・アブに重傷を負わせてしまったことを謝罪した」と記し、田中が謝罪に出向いた実際の場面の画像を公開。「激しいライバル関係でも、互いを尊重する姿勢は本当に称賛に値する」とその行動を称えた。

 この投稿を引用する形で、アフリカ地域のサッカーを特に取材するジャーナリスト、ゲイリー・アル=スミス氏も自身のXで「日本の文化が子供たちに浸透させているものがなんであれ、それが多くの人を礼儀正しくさせているんだ!」と記して称賛。正義感をのぞかせた田中の振る舞いに熱い視線が注がれていた。

(THE ANSWER編集部)

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