韓国代表が絶賛した日本の“礼儀”「人柄が素晴らしい」 敵将が突然…明かされた牧秀悟の行動
野球日本代表「侍ジャパン」は15、16日に東京ドームで強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vs韓国」を戦う。14日に行われた前日会見では、韓国のリュ・ジヒョン監督が「とても印象に残っている」と同席した日本の牧秀悟内野手を突如絶賛。「素晴らしい」と絶賛された意外な部分とは。

15日から日韓戦…前日会見の主役は牧秀悟
野球日本代表「侍ジャパン」は15、16日に東京ドームで強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vs韓国」を戦う。14日に行われた前日会見では、韓国のリュ・ジヒョン監督が「とても印象に残っている」と同席した日本の牧秀悟内野手を突如絶賛。「素晴らしい」と絶賛された意外な部分とは。
思わず目を丸くした。
井端弘和監督とともに会見に出席した牧が、驚きの表情を浮かべた。同席した韓国のリュ・ジヒョン監督に「私は牧選手に対してとても良い印象を持っている。以前ベースコーチやヘッドコーチを務めていた時に、いつも挨拶をしてくれた。実力も素晴らしいが、人柄も素晴らしい」と称賛され、嬉しそうに頬をゆるめた。
強力DeNA打線の中軸に座る、プロ5年目の27歳。前回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも活躍した。敵将の“ほめ殺し”に対しても「(あいさつは)習慣付いているので、そこはあんまり意識していない」とあっけらかんと語る。「うれしく思いますけど……挨拶しておいてよかったなと思います」と報道陣の笑いを誘った。
この大会、日本はサイン交換のためのピッチコムや投球間隔を制限するピッチクロックなど、日本のプロ野球では普段用いられていないルールを確認する意味合いも大きい。井端監督も「当然選手にとっては3月に向けた大事な期間。3月までには対ピッチャー、対バッターに集中できるようにできれば」と狙いを口にする。
ただこの2つのルールは、すでに韓国プロ野球では採用済み。日本の首脳陣からは選手たちにこの情報も伝えられており、牧も「来年の本戦で戦う相手。2試合とはいえ、勝負にこだわりたい。バッターの入りや、ピッチャーの間合いは韓国さんを見習いたい」としっかり狙いを持ってのゲームとなる。
またリュ・ジヒョン監督が注目している投手に挙げたのは、西武の隅田知一郎投手。「次のWBCにも入ってくるだろう。活躍するだろうと考えているし、チームとしても備えていかなければいけない存在だ」と、今季キャリア初の2桁勝利を達成し、存在感を高める左腕に警戒を強めた。
日韓は来年3月のWBCで同じプールCに入っており、同じ東京ドームで対戦する。すでに始まっているバチバチのほめ殺し合戦に、ライバル意識の強さも覗いた。
(THE ANSWER編集部・戸田 湧大 / Yudai Toda)
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