「日本で一番困ったのは…」 来日後に違和感、海外スケーターが苦笑した“ユニーク”な経験「気づかされるんだ」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は9日まで大阪・東和薬品RACTABドームで行われた。アイスダンスに出場し、ジェニファー・ヤンセ・ファン・レンスブルフとのカップルで7位だったベンヤミン・シュテファン(ドイツ)は身長188センチ。2年前の来日時には長身ぶりが際立つ動画をSNSに投稿していた。背が高い人として、日本で困ったことを笑顔で明かした。

GPシリーズ第4戦NHK杯
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は9日まで大阪・東和薬品RACTABドームで行われた。アイスダンスに出場し、ジェニファー・ヤンセ・ファン・レンスブルフとのカップルで7位だったベンヤミン・シュテファン(ドイツ)は身長188センチ。2年前の来日時には長身ぶりが際立つ動画をSNSに投稿していた。背が高い人として、日本で困ったことを笑顔で明かした。
渋谷のスクランブル交差点を歩いても、頭一つ抜けていた。2023年3月の来日時にシュテファンがインスタグラムに投稿した映像。飲食店の座席につく姿はいくぶん窮屈そうだ。桜並木ですれ違う成人女性の頭は、シュテファンの肩にも届かない。NHK杯の取材エリアで当時の話を聞くと「ああ、とってもユニークな経験だったよ」と満面の笑み。ヤンセ・ファン・レンスブルフも隣で爆笑した。
シュテファンは「僕は比較的長身だけど、日本にいると自分がどれだけ背が高いのか、より気づかされるんだ。だから日本人と比べてどれだけ背が高いのか動画にしてみたんだ」と苦笑。160センチのヤンセ・ファン・レンスブルフは「彼が高すぎるだけで、私たちが普通のサイズなのかも」とお茶目に合いの手を入れた。
「日本で一番困ったのは、今朝(8日)とてもタイトなスケジュールだったからスケート靴を履いてバスに乗ったんだけど、こんな風に立たないといけなかった」と身を縮こまらせたシュテファン。「多くのレストランやお店の入口の扉も低くて、中に入るために屈まないといけなかった」。188センチの長身には、不便な場面も少なくなかったようだ。
それでも日本は大のお気に入り。「豊かな食文化が大好き。僕は食通なんだけど、日本の文化がいかに食に情熱を持っているかが伝わってくるんだ。だから、とても楽しんでいるよ」。特に好きなのは「タコヤキさ。大阪に来ているしね。それにスキヤキやシャブシャブ、スシも大好き。選びきれないぐらいさ」と熱弁した。
ヤンセ・ファン・レンスブルフも頷きながら「私はここの人たちがとても丁寧で親切なことが好き。とても勤勉に見えるけど、それでいてとても親切なの」と日本で受ける歓迎ぶりに感謝していた。
(THE ANSWER編集部)
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