「痛恨ミス」から圧勝の坂本花織 ラストシーズン、台頭の次世代には「あと数か月待って」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯第2日は8日、大阪・東和薬品RACTABドームで行われた。女子フリーでは坂本花織(シスメックス)が、150.13点をマーク。今季世界最高となる合計227.18点で2年連続4度目の優勝を飾った。4度優勝は浅田真央に並ぶ歴代2位タイ。12月4日開幕のGPファイナル(愛知)進出も決まり、2026年ミラノ・コルティナ五輪へ前進した。

グランプリ・シリーズ第4戦
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯第2日は8日、大阪・東和薬品RACTABドームで行われた。女子フリーでは坂本花織(シスメックス)が、150.13点をマーク。今季世界最高となる合計227.18点で2年連続4度目の優勝を飾った。4度優勝は浅田真央に並ぶ歴代2位タイ。12月4日開幕のGPファイナル(愛知)進出も決まり、2026年ミラノ・コルティナ五輪へ前進した。
2022~24年に世界選手権を3連覇した坂本が、貫禄の滑りを見せた。「愛の讃歌」に乗ってジャンプを次々に成功。スピン、ステップでも最高難度レベル4を獲得し、演技構成点でも3項目全てで9点台をマークした。
演技前には「余裕がなくて必死だった」ため、大ピンチに陥っていた。「6分間練習でリンクインする時にエッジケースを外し忘れる痛恨のミスをしてしまって」。それでも、本番で圧巻のパフォーマンスを披露した。
今季限りでの現役引退を表明。フランス杯は17歳・中井亜美に敗れて2位だったが、今大会で中井のスコアを上回る今季世界最高得点を叩き出した。
「次世代に譲るのは、もうあと数か月待ってもらって。『待って!』みたいな感じでは思ってます!」。明るい25歳が、全力でラストシーズンを駆け抜ける。
(THE ANSWER編集部)
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