「理解できないよ」大躍進のペアゆなすみ、Vのイタリア選手が絶賛した武器「彼らは本当に…」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯第2日は8日、大阪・東和薬品RACTABドームで行われた。ペアのフリーで長岡柚奈・森口澄士組(木下アカデミー)が、自己ベストの130.59点をマーク。合計も自己ベストの202.11点とし、4位に入った。急成長の“ゆなすみ”を、優勝したイタリアのペアも絶賛した。

グランプリ・シリーズ第4戦
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯第2日は8日、大阪・東和薬品RACTABドームで行われた。ペアのフリーで長岡柚奈・森口澄士組(木下アカデミー)が、自己ベストの130.59点をマーク。合計も自己ベストの202.11点とし、4位に入った。急成長の“ゆなすみ”を、優勝したイタリアのペアも絶賛した。
20歳の長岡と23歳の森口が組む“ゆなすみ”は、7日のショートプログラム(SP)で71.52点の自己ベストをマークして4位発進。フリーはジャンプでミスが出たものの、最後まで懸命に演じ、大歓声を浴びた。フリー130.59点も自己ベスト。合計ももちろん自己ベストで、初めて200点の大台を超えた。
表彰台にはわずかに届かなかったが、優勝したサーラ・コンティ、ニッコロ・マチー組(イタリア)は“ゆなすみ”のポテンシャルを絶賛した。

演技後の囲み取材で、マチーは“ゆなすみ”について「彼らは超速いんだよ! あんなに速く滑れるなんて理解できないよ」と話した。
「彼らは本当に速くて、とてもいいジャンプもする。適切な練習を重ねていけば、本当に素晴らしいペアになると思う」と続けたマチー。コンティは「本当にいい人たちなの。アスリートでこんな風にいるのは簡単なことじゃない。でも彼らは本当に優しくていい人たち」と2人の人柄の良さも伝えた。
2023、25年の世界選手権を制した三浦璃来・木原龍一組が牽引していた日本のペア。“ゆなすみ”も9月の五輪最終予選で日本の2枠目を確保し、夢舞台も視界に入っている。
マチーは「これから4年間、適切に練習していけば、次の4年間は彼らのものになるだろうし、幸運を願っているよ」とさらなる成長に太鼓判を押していた。
(THE ANSWER編集部)
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