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「滑りきれて良かった」樋口新葉は9位 演技後に安堵の涙 GP連戦へ「やるべきことをしっかり」

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯第2日は8日、大阪・東和薬品RACTABドームで行われた。女子フリーで樋口新葉(ノエビア)は111.12点をマーク。合計168.27点で9位となった。

NHK杯に出場した樋口新葉【写真:中戸川知世】
NHK杯に出場した樋口新葉【写真:中戸川知世】

グランプリ・シリーズ第4戦

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯第2日は8日、大阪・東和薬品RACTABドームで行われた。女子フリーで樋口新葉(ノエビア)は111.12点をマーク。合計168.27点で9位となった。

 樋口は7日のショートプログラム(SP)はジャンプで精彩を欠いて53.15点の10位発進。逆襲を期したフリーは、なんとかまとめた。

「昨日と違って地に足がついた感覚で滑れた。まず滑り切れて良かった。不安もあったけど滑りきれて嬉しかった」

 演技後半の3回転ルッツの転倒などがあったが、最後まで熱演。演技を終えると10秒以上、立ち上がれず。歓声に応えると安堵の涙がこみあげてきた。

 休む間もなく、14日にはGPシリーズ第5戦・スケートアメリカが開幕する。「全然時間がないけど、自分がやるべきことをしっかりやりたい」と前を向いていた。

(THE ANSWER編集部)

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