日本フィギュアで衝撃「怖い」「5点って」 海外選手も急成長に目が点…新鋭ペアゆなすみ自己新
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は7日、大阪・東和薬品RACTABドームで開幕。ペアのショートプログラム(SP)で“ゆなすみ”こと長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)が71.52点を記録。初の70点超えを果たし、4位発進となった。9月の木下グループ杯で記録した66.27の自己ベストを5点以上更新。海外ペアからも「たまに怖いと思うくらい」と驚かれる急成長ぶりが得点にも表れた。

GPシリーズ第4戦・NHK杯
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は7日、大阪・東和薬品RACTABドームで開幕。ペアのショートプログラム(SP)で“ゆなすみ”こと長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)が71.52点を記録。初の70点超えを果たし、4位発進となった。9月の木下グループ杯で記録した66.27の自己ベストを5点以上更新。海外ペアからも「たまに怖いと思うくらい」と驚かれる急成長ぶりが得点にも表れた。
高さのあるリフト、スロージャンプも見事に決まるほぼミスのない演技。ハイタッチで喜びを分かち合った。キス・アンド・クライで得点を確認した時の心境について、長岡は「おお~出たぁ~って気持ち」と喜び、森口は「リフト、デススパイラルでレベルを落とした中、71点という点数をいただけた。まだまだ伸びしろがあるかなと思う」と手応えを口にした。
2023年5月に結成。同年のNHK杯のSPでは45.36点だったが、2年で実に25点以上も加算した。日本のペアは世界王者の“りくりゅう”こと三浦璃来・木原龍一組(木下グループ)がトップを走るが、その背中を追うようにして急成長。9月の五輪最終予選では3位となり、日本にペアで2組目の五輪出場枠をもたらした。
X上でも「ゆなすみPB5点更新ってすごい!」「進化半端ない」「今日一の衝撃」などと驚きの声が続出したが、海外選手もその成長ぶりを認める。サーラ・コンティとのペアでSP2位だったニッコロ・マチー(イタリア)は「毎年これからどんどん上手になっていくと思っている」と太鼓判。練習を共にする機会もあり「急速に成長している2人で、我々には聞こえないくらいの早さで上達していた。一緒にいるのがたまに怖いと思うくらい。今の調子で続ければ、彼らこそ未来を体現していると思う」と目を丸くしていた。
(THE ANSWER編集部)
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