鍵山優真が3連覇!転倒で「悔しさ8割」も日本男子初の偉業 佐藤駿2位でファイナル進出【NHK杯】
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯第2日は8日、大阪・東和薬品RACTABドームで行われた。男子フリーで2022年北京五輪銀メダリスト・鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が、188.66点をマーク。合計287.24点で優勝し、日本男子初で1998~2000年大会を制したエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)以来となる3連覇を達成した。

グランプリ・シリーズ第4戦
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯第2日は8日、大阪・東和薬品RACTABドームで行われた。男子フリーで2022年北京五輪銀メダリスト・鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が、188.66点をマーク。合計287.24点で優勝し、日本男子初で1998~2000年大会を制したエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)以来となる3連覇を達成した。
7日のショートプログラム(SP)はスピンが0点になるミスがありながら、98.58点で首位発進した鍵山。2位の佐藤駿(エームサービス・明治大)に1.91点差をつけ、フリーに臨んだ。
「トゥーランドット」に乗って冒頭に4回転サルコーに成功。続く4回転トーループで転倒したが、その後は立て直した。演技後は氷上に倒れこんだものの、タイトルは譲らなかった。
場内でインタビューに応じた鍵山は、「最終滑走で緊張する場面だけど、自分としては最後だから思い切り楽しんで滑ろうと。ミスはあったけど、リカバリーもできた。完成型にはほど遠いけど、今できる全力は出せた。もっともっといいものをお見せできるように追求していきたい」と話した。3連覇について問われると「悔しさ8割」とし、「最高のパフォーマンスがしたいと思っていた。なんとか耐えたなという感じです」と続けた。
GPシリーズ第2戦・中国杯で優勝した佐藤は、合計285.71点で2位となり、GPファイナル(12月4日開幕、愛知)進出が決定。垣内珀琉(ひょうご西宮FSC)は合計186.40点で12位だった。
(THE ANSWER編集部)
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