20歳芝田沙季、豪州OP8強進出 日本人対決に勝利 早田、加藤は2回戦敗退
卓球のオーストラリアオープンは5日、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク53位の芝田沙季(ミキハウス)が同42位の浜本由惟(エリートアカデミー)との日本人対決を制し、8強進出を果たした。
オーストラリアOP女子単2回戦、前日大金星の芝田は浜本にストレート勝ち
卓球のオーストラリアオープンは5日、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク53位の芝田沙季(ミキハウス)が同42位の浜本由惟(エリートアカデミー)との日本人対決を制し、8強進出を果たした。
前日に世界ランク6位のフォン・ティエンウェイ(シンガポール)を破る大金星を挙げた芝田は、浜本相手に第1、2ゲームを11-8、11-4と連取すると、そのまま11-3、11-5と怒涛の4ゲーム連続奪取。ストレート勝ちでベスト8に駒を進めた。
四天王寺高から昨年ミキハウスに入社した20歳は今大会、U-21の部で優勝。勢いに乗り、シニアの部に挑んでいたが、昨年に8強入りした相性のいい大会で大金星を挙げてみせた。さらなる快進撃に注目が集まりそうだ。
17歳の塩見真希(四天王寺高)は、世界ランク53位のチェ・ヒョジュ(韓国)に4-1で勝利した。
一方、加藤美優(日本ペイントホールディングス)は世界ランク2位の朱雨玲(中国)、早田ひな(希望が丘高)は同4位の陳夢(中国)に0-4で完敗。前田美優(日本生命)も張薔(中国)に1-4で逆転負けを喫し、橋本帆乃香(四天王寺高)は接戦の末にグ・ユティン(中国)に2-4で敗退と中国勢に屈した。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer