大谷翔平も「人間だ」 異常な期待値にロバーツ監督が自戒「不公平かもしれないね」
米大リーグ・ドジャースは28日(日本時間29日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第4戦を2-6で落とし、通算2勝2敗となった。大谷翔平投手は「1番・DH兼投手」で先発出場したが、6回0/3を4失点で負け投手に。打撃では3打数無安打だった。

ワールドシリーズ第4戦
米大リーグ・ドジャースは28日(日本時間29日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第4戦を2-6で落とし、通算2勝2敗となった。大谷翔平投手は「1番・DH兼投手」で先発出場したが、6回0/3を4失点で負け投手に。打撃では3打数無安打だった。
延長18回死闘から一夜、大谷が初めてWSのマウンドに上がった。
1-0の3回にゲレーロJr.に逆転2ランを被弾。7回無死二、三塁となったところで降板すると、悔しそうな表情を浮かべた。
打撃でも3打数無安打と快音なし。それでも、6時間39分を要した第3戦翌日に93球を投げるなどベストを尽くした。
米専門メディア「ザ・ドジャース・ブリード・ロス・ポッドキャスト・ネットワーク」公式YouTubeチャンネルは、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督の試合後会見の動画を公開した。
指揮官は大谷について、「マーク(プライアー投手コーチ)が6回に、彼にあとどれくらい投げられるか尋ねたら、彼はあと3イニングあると答えた。だから、彼は自分の体を非常によく分かっている」とした上で、「6回は彼の最高のイニングの一つだったと思うし、球の出方も良く、良いと感じていた」と続けた。
ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦は3発&10奪三振、前日は2本塁打など9出塁とドジャースタジアムでのここ2試合は大活躍。「過去2回のように傑出していたわけではなかった」と言われたロバーツ監督は、「彼は人間だ。しかし、投球で多くのエネルギーを消耗しているのも事実だ。相手は良い投球をした。バックドアのカットボールや変化球、内角を攻めてきた。彼の今夜の打席での意図は良かったと思うが、相手が良い投球をした」と敵投手陣を称えた。
毎試合のように特大の重圧を背負う大谷。指揮官は「彼が打席に立つたびに、私は偉大なことが起こると期待している。もしかしたら、それは不公平かもしれないね」と自戒を込めたように話していた。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)











