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またも救援失敗…トライネンが失投悔やむ「痛かった」 大谷に労い「最も大変なのはショウヘイ」

米大リーグ・ドジャースは28日(日本時間29日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第4戦に2-6で敗れ、通算2勝2敗となった。大谷翔平投手は「1番・DH兼投手」で先発出場。WS初登板で7回途中まで93球を投げて6安打4失点、6奪三振1四球だった。大谷降板後、リリーフ陣が抑えられず4失点。救援に失敗したトライネンは自身の投球を悔やんだ。

ドジャースのトライネン【写真:ロイター】
ドジャースのトライネン【写真:ロイター】

ワールドシリーズ第4戦

 米大リーグ・ドジャースは28日(日本時間29日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第4戦に2-6で敗れ、通算2勝2敗となった。大谷翔平投手は「1番・DH兼投手」で先発出場。WS初登板で7回途中まで93球を投げて6安打4失点、6奪三振1四球だった。大谷降板後、リリーフ陣が抑えられず4失点。救援に失敗したトライネンは自身の投球を悔やんだ。

 大谷は1-0の3回、ゲレーロJr.に逆転2ランを被弾。その後、3イニング無失点で7回のマウンドへ。だが、バーショに右前打、クレメントには二塁打を打たれ、無死二、三塁のピンチを招いたところで降板。その後の継投が裏目となり、2番手のバンダはヒメネスの適時打で失点、さらに1死から内野ゴロの間に失点を重ねた。

 3番手にはトライネンがマウンドに上がったが、ビシェット、バージャーに連続適時打を浴び、5点ビハインドに。前日の第3戦でも1死奪うまでに3連打を浴びており、計2/3イニング、5安打と不安定なピッチングが続いている。

 米専門メディア「ドジャーブルー」公式YouTubeチャンネルは、試合後の囲み取材の模様を公開。延長18回の死闘を演じた前日の試合から一夜、チームパフォーマンスについて問われると「別に特別な答えがあるわけではない。失礼な言い方をするつもりはないが、どちらにしても特別な答えはないと思う。我々はプロだし、十分な休息を取る時間もあったと思う」と憮然とした表情で語り、「最も大変だったのはショウヘイだろう。18イニングプレーして、今日のように投げたのは驚異的だった。今日勝てなかったのは残念だ。もっと上手くやれればよかった」と、二刀流で先発した同僚を労った。

 2試合連続でリリーフ登板も、またもブルージェイズ打線に苦戦。「自分自身について言えば、ゲームプラン通りに投げた球で打たれたわけではない。バージャーへの外角低めのシンカーが、三遊間を抜かれてしまった。打たれたのは、自分の狙ったコースを外した時だった。それが痛かった」と失点を悔いた。

(THE ANSWER編集部)


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