トンガの“裸の旗手”が東京五輪挑戦 今度はカヌーで“夏→冬→夏”3大会連続へ意欲
トンガでは国民的英雄「私は金メダルを獲得したい」
「何千年も前にポリネシア諸島に移住した僕の祖先もやっていたんだ。テコンドーでの参加は大変だった。クロスカントリースキーでの予選突破はもっと難しかった。だが、これが人生最大の挑戦になるだろうね」
35歳を迎えた“旗手”はこう語っている。タウファトファは昨年、トンガを表敬訪問した英国のヘンリー王子とメーガン妃に接見するなど、同国の英雄となっている。
「これまでは五輪選手になることが目標だった。今やメダル獲得こそが目的だ。私は金メダルを獲得したい。トンガの人々のためだけではなく、ポリネシアの人々全てのために。そして、何かを成し遂げたいと夢見る人のためにね」
同局に対して、ココナッツや古タイヤを活用した独特のトレーニングの様子も公開した男の筋骨隆々のボディは健在。そして今回は参加するだけでは満足できない様子。あくまで狙うのは金メダルだ。
「トンガのために金メダルを!」とシャウトした裸の旗手。真夏の東京でもテカテカボディを輝かせることができるのか。前代未聞の偉業に挑む。
(THE ANSWER編集部)