トンガの“裸の旗手”が東京五輪挑戦 今度はカヌーで“夏→冬→夏”3大会連続へ意欲
2016年リオデジャネイロ五輪と18年平昌五輪で世界中の話題を呼んだトンガの“裸の旗手”ピタ・タウファトファが20年東京五輪に今度はカヌースプリントの代表選手として参戦し、目標に金メダル獲得を公言している。英公共放送「BBC」が報じている。
リオはテコンドー、平昌はクロスカントリースキー、東京はカヌーでの出場に意欲
2016年リオデジャネイロ五輪と18年平昌五輪で世界中の話題を呼んだトンガの“裸の旗手”ピタ・タウファトファが2020年東京五輪に、今度はカヌースプリントの代表選手として参戦し、目標に金メダル獲得を公言している。英公共放送「BBC」が報じている。
極寒の平昌五輪閉会式で赤と紫の派手な民族衣装の腰ミノ姿に加え、筋骨隆々の上半身をオイルで塗りたくったテカテカボディを披露。リオ五輪に続き、全世界で注目を集めたトンガの旗手、タウファトファが3度目の五輪出場へ向けて挑戦を始めているという。
16年リオ五輪にはテコンドー80キロ超級で参加し、1回戦敗退。2年後の平昌五輪にはクロスカントリースキーの15キロフリーに出場して114位だったが、ハイテンションで野望を明かしている。
「私の名前はピタ・タウファトファ。みなさんこれで覚えていませんか?」
陽気に語ったマッチョマンは上腕二頭筋を一気にパンプアップして見せた。
「五輪の開幕式にテカテカのココナッツオイルで参加しました。私の次なるゴールは2020東京五輪です。現代五輪で初となる3大会に異なる3種目で参加したい。次のスポーツはカヌーです」
なんと今度は水上の戦いに身を投じようとしていた。カヌースプリントは静水に設置されたコースで9艇が一斉にスタートし、順位を競う。東京五輪では海の森水上競技場を舞台に行われる予定だが、タウファトファはトンガ代表として参戦を目指しているのだ。