105球完投→中1日でブルペンへ、山本由伸の姿勢を指揮官絶賛 登板なら「最後まで」と計画明かす
米大リーグのドジャースが、劇的勝利で2年連続世界一へ前進した。27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第3戦は延長18回に突入。最後はフレディ・フリーマン内野手がサヨナラ弾を放って6-5で勝利し、通算2勝1敗とした。延長18回には2日前に105球完投した山本由伸投手がブルペンに。デーブ・ロバーツ監督は、「次のイニングには登板する予定だった」と明かした。

ワールドシリーズ第3戦
米大リーグのドジャースが、劇的勝利で2年連続世界一へ前進した。27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第3戦は延長18回に突入。最後はフレディ・フリーマン内野手がサヨナラ弾を放って6-5で勝利し、通算2勝1敗とした。延長18回には2日前に105球完投した山本由伸投手がブルペンに。デーブ・ロバーツ監督は、「次のイニングには登板する予定だった」と明かした。
2日前の第2戦で105球完投勝利を挙げた山本の姿が、なんとブルペンにあった。
終わりが見えない延長死闘。15回に10番手クラインをマウンドに送った時点で、ドジャースにはリリーフ投手がいなくなった。
延長18回、山本がブルペンで肩を作り始める。18回にフリーマンのサヨナラ弾で決着がついたため、山本の出番はなかったが、中1日での登板に備えていた。
米専門メディア「ドジャー・ブルー」公式YouTubeチャンネルは、試合後のロバーツ監督の会見動画を公開。「中1日のヤマモトは次のイニングには登板する予定だった」と説明し、「世界王者の座を勝ち取るためなら何でもするということを物語っている」とその姿勢を称えた。
さらに「ヤマモトを登板させることになれば、どれほど投げさせたか?」と問われると、「我々が必要とする限り投げさせたよ。彼が最後の投手だ」と試合が終わるまで投げさせる予定だったことを明かした。
試合を中継した米スポーツ専門局「FOXスポーツ」では、レポーターのトム・ベルドゥッチ氏が舞台裏を紹介。「第2戦に完投したこの男がマーク・プライアー投手コーチに掛け合い、この試合で登板を自ら買って出ました。アイアトン氏、プライアー、デーブ・ロバーツの間で可能性について話し合いが行われました」と、山本が自ら登板を志願していたと伝えた。
(THE ANSWER編集部)
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