悪童カシメロは「舐めすぎ」 亀田京之介に完敗…影をひそめた強打に失望「期待してたのに」
ボクシングの元世界3階級制覇王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)は25日、キルギスのビシュケク・アリーナで亀田京之介(MR)とノンタイトル58キロ契約10回戦を行い、0-3で判定負けした。戦績は36歳のカシメロが34勝(23KO)5敗1分1無効試合、26歳の亀田が16勝(9KO)5敗2分。ファンからは失望の声が上がっている。

ノンタイトル58キロ契約10回戦
ボクシングの元世界3階級制覇王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)は25日、キルギスのビシュケク・アリーナで亀田京之介(MR)とノンタイトル58キロ契約10回戦を行い、0-3で判定負けした。戦績は36歳のカシメロが34勝(23KO)5敗1分1無効試合、26歳の亀田が16勝(9KO)5敗2分。ファンからは失望の声が上がっている。
適正階級がフェザー級の亀田とバンタム級のカシメロが相まみえた一戦。カシメロは序盤から右フックを狙う展開。時折当たる場面もあったが距離感が合わずに苦戦。一方、亀田は足を使いながらジャブを繰り出し着実にポイントを稼いだ。さらに、カシメロの右フックに左カウンターを合わせ、会場は熱狂。10回にはカシメロが右目から出血した。
ABEMAで中継された一戦。ネット上のファンからは「舐めてた。それに尽きる」「カシメロが無策すぎた。舐めすぎやろ」「カシメロ選手は準備不足だったと思うけど、相手を空転させ続けた亀田選手もうまかった」「カシメロは大雑把すぎるね」「カシメロに期待してたのに」などの声が上がった。
カシメロはIBF世界ライトフライ級やWBO世界バンタム級など世界3階級を制覇。2020年に現世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との対戦が決定しながら、新型コロナ禍で試合が流れた経緯もある。
井上をしつこく挑発したほか、体重超過や規律違反などのトラブルを引き起こした“問題児”のイメージが日本ファンにはついている。24年10月にサウル・サンチェス(米国)との試合で体重超過。初回TKO勝ちしたが、日本ボクシングコミッション(JBC)から、日本への招へいを1年間停止する措置を下されていた。カシメロにとって約1年ぶりのリングだった。
亀田3兄弟の従兄弟・京之介は18年1月にプロデビュー。日本フェザー級ユース王座を21年7月に獲得した。直近2試合はルイス・ネリ、アラン・ピカソと対戦し、敗れていた。
(THE ANSWER編集部)
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