激しく交錯も… 米最強左腕の“ハッスル一塁カバー”に米賛否「これは許されるのか」
米大リーグ・ドジャースのクレイトン・カーショー投手が27日(日本時間28日)、本拠地パイレーツ戦に先発し、7回1失点の好投で今季初勝利を挙げた。8三振を奪った快投もさることながら、2回に演じた“気迫のスライディングベースカバー”が話題に。
ベースカバーで気迫のスライディング&タッチ、米ファン「なんて運動神経だ」
米大リーグ・ドジャースのクレイトン・カーショー投手が27日(日本時間28日)、本拠地パイレーツ戦に先発し、7回1失点の好投で今季初勝利を挙げた。8三振を奪った快投もさることながら、2回に演じた“気迫のスライディングベースカバー”が話題に。MLBが動画付きで公開すると「なんて運動神経だ」と騒然とする一方で「こんなこと許されるのか」との声も上がっている。
米最強左腕が、魂を込めたスライディングだった。カーショーは0-0で迎えた2回2死無走者、レイノルズは一塁へのゴロを打たせ、マウンドから全速力でベースカバーに走った。捕球した一塁手マンシーからトスされようとしていたが、タイミングはギリギリに……。内野安打になるか。そう思った次の瞬間だった。
ボールを受け取ると果敢に足からベースに向かってスライディング。しかも、その体勢のまま打者走者にタッチも試みた。激しく交錯する形となり、レイノルズは転倒してしまったが、判定はアウト。なんとしてもアウトを奪おうという気迫が溢れたシーンとなった。その証は土が激しくついた右足に見て取れた。
MLB公式インスタグラムは代名詞のカーブで三振を奪ったシーンとともに「カーショーは何でもできる」とつづり、実際のシーンを公開。すると、米ファンも驚いた様子だ。
「プレーの後、相手が大丈夫か確認しているね。尊敬するよ」
「このアングルとカメラワークが好きだ」
「なんて運動神経だ」
「史上最高」
「ビデオゲームのようだ」
コメント欄で喝采の声が上がる一方で「彼は一瞬、サッカーをプレーしていた」「こんなこと許されるのか」「彼は一体何をやっているんだ??」との批判的な声も上がっていた。しかし、それもすべては今季3登板目で待望の初勝利を目指すため。見事に7回1失点の好投で白星をもぎ取った。
(THE ANSWER編集部)