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ドラ3指名も「あまり下手なことは言えない」 横浜エース、囲み取材の発言でさすがのプロ意識

プロ野球のドラフト会議が23日に都内で行われた。今春のセンバツ王者・横浜高(神奈川)のエース左腕・奥村頼人投手(3年)は、ロッテから3位指名を受けた。指名直後の取材では、これまで多くの大舞台を踏んできた名門のエースらしいプロ意識がすでに垣間見えた。

ロッテから3位指名を受けた横浜高・奥村頼人【写真:戸田湧大】
ロッテから3位指名を受けた横浜高・奥村頼人【写真:戸田湧大】

プロ野球ドラフト会議

 プロ野球のドラフト会議が23日に都内で行われた。今春のセンバツ王者・横浜高(神奈川)のエース左腕・奥村頼人投手(3年)は、ロッテから3位指名を受けた。指名直後の取材では、これまで多くの大舞台を踏んできた名門のエースらしいプロ意識がすでに垣間見えた。

 吉報の瞬間、会場には割れんばかりの歓声が響いた。

 野球部のチームメート約20人が見つめる中、自身の名前が呼ばれると、思わず頬を緩ませた。笑顔を浮かべながら、隣に座っていた村田浩明監督らと握手。普段の冷静な姿とは裏腹に、ガッツポーズまで披露した。

 会見場では奥村の一挙手一投足には注目が集まった。直後にグラウンドで行われた囲み取材で、丁寧に質問に答えていったが、指名前後の些細な行動や発言について問われると「それに関しては答えられないです」と丁重に断る場面も。

 浮足立った発言で誤解を招き、球団に迷惑をかける恐れもある。とはいえ、“悲願”だったプロ入りが実現してからわずか30分後のこと。どんな場面でも常に冷静さを保つことは、名門のエースらしさと言える。

「まだドラフト指名を受けたばかりであまり下手なことは言えない」と申し訳なさそうな表情を見せ、謙虚さと報道陣への配慮をにじませた奥村。それでも「入団したらなんでもお答えするので!」と既にプロとしての責任感に満ち溢れている様子だった。

(THE ANSWER編集部・戸田 湧大 / Yudai Toda)


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